ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

国産ワクチン「ナノコバックス」、第3期臨床試験を開始 量産近づく

2021/06/14 06:13 JST配信
(C) thanhnien
(C) thanhnien 写真の拡大.

 地場ナノゲン社(Nanogen、ホーチミン市)が開発中の新型コロナウイルスワクチン「ナノコバックス(Nanocovax)」の臨床試験を管轄する国防省傘下の軍医学院は10日、第3期臨床試験を開始した。

 ブオン・ディン・フエ国会議長、国防相、保健相などが同日午後にハノイ市の軍医学院の実験室を訪れ、同事業に携わる科学者や医師、被験者を激励した。

 第3期臨床試験では、被験者計1万3000人を2つのグループに分けて、25mcgのワクチン(第2期臨床試験の結果で最適とされた量)とプラセボ(偽薬)の接種を行う。これまでに約6500人のボランティアが集まっている。

 第3期臨床試験の被験者の年齢は18歳以上とし、上限は設定しない。これまでに応募があったボランティアの中で最年長は83歳となっている。今回の試験では高血圧や糖尿病などの慢性疾患のある被験者にもワクチンが投与される。

 順調に進めば、第3期臨床試験は9月末までに完了する。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第4波が国内で急拡大している中、保健省はナノコバックスについて緊急措置としての使用許可を検討中だ。

 緊急使用が承認されれば、ナノゲンは2021年中に5000万回分、2022年にさらに1億回分を製造することが可能で、国内需要に対応できるものと期待される。

【関連記事】

国産ワクチン「ナノコバックス」、予防効果が要求達成と評価 (2021/12/31)
国産ワクチン「ナノコバックス」、第3a期臨床試験結果報告を承認 緊急使用許可はまだ (2021/08/30)
国産ワクチン「ナノコバックス」、第3期臨床試験で1.3万人が1回目接種完了 (2021/07/16)
国産ワクチン「ナノコバックス」、WHOの専門家が評価へ (2021/06/30)
国産ワクチン「ナノコバックス」、緊急使用許可はまだ 保健省 (2021/06/23)
保健省、ファイザー製ワクチンの緊急使用を許可 (2021/06/14)
ファイザー製ワクチンの緊急使用許可を提案 (2021/06/09)
国産ワクチン「ナノコバックス」、今週中に第3期臨床試験を開始 (2021/06/08)

[Thanh Nien 04:55 11/06/2021 / Tuoi Tre 20:18 10/06/2021, A].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
マーク・ナッパー駐ベトナム米国大使に友好勲章を授与 (4:58)

 レ・ホアイ・チュン外相は13日、ルオン・クオン国家主席の代理として、マーク・ナッパー駐ベトナム米国大使に対し、ベトナムが外国人に授与する最高位の勲章である「友好勲章」を授与した。ナッパー氏は大使の...

「病畜の肉」大量流通事件、老舗缶詰メーカー社長を逮捕 (4:24)

 北部で「病畜の肉」の販売ルートが摘発された事件に関連し、北部紅河デルタ地方ハイフォン市警察は裏付け捜査を経て、老舗缶詰メーカーであるハロン缶詰食品[CAN](Halong Canned Fo

サン・フーコック航空、マイレージプログラムを導入 (3:19)

 観光不動産開発を手掛けるサングループ(Sun Group)傘下の航空会社であるサン・フーコック・エアウェイズ(Sun PhuQuoc Airways=SPA)は15日、マイレージプログラム「サン・シグネチャー(Sun Signature)」を開始...

世界のベトナム人街を訪ねて【ヤンゴン編・後編】 (11日)

(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は

鹿島合弁のウインクホテル、米ハイアットと提携 新ブランドに再編 (3:00)

 鹿島建設株式会社(東京都港区)と地場デベロッパーのインドチャイナ・キャピタル(Indochina Capital)との開発合弁会社で、ベトナムで「ウインク(Wink)」ブランドのホテルを展開するインドチャイナ・カジマ・デベ...

25年のEC市場、成長続くも出店者減少 再編が鮮明に (15日)

 2025年の電子商取引(eコマース=EC)市場は、売上高と取り扱い数量の両面で大幅な成長を達成した一方、出店者数は大きく減少し、市場の再編が鮮明となった。  ECデータを手掛けるメトリック(Metric)が発表し...

FPT、AIマネジメントシステムの国際規格を取得 国内初 (15日)

 ベトナムを代表するIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)は、人工知能(AI)に関する初のマネジメントシステム規格である「ISO/IEC 42001:2023」を取得した。FPTは、同規格を取

FPT、イスラエルに拠点設立 R&D強化でAI・サイバー連携拡大 (15日)

 ベトナムを代表するIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)は13日、イスラエルに「FPTイスラエル(FPT Israel)」を設立し、同国に事務所を開設したと発表した。

ホーチミン:外国人が購入可能な住宅に5案件を追加、計93件に (15日)

 ホーチミン市人民委員会は、外国の組織・個人による購入・所有が可能な住宅プロジェクトのリストに、新たに5件を追加した。  同市人民委員会はこれまでに、外国の組織・個人による住宅の購入・所有が可能な...

ベトナム温泉鉱泉協会が設立、ヘルスケア観光の発展後押し (15日)

 ハノイ市でこのほど、「ベトナム温泉鉱泉協会(Vihoma)」の設立式典が開催された。これは、温泉・鉱泉資源を活用したヘルスケア観光分野の発展に向けた重要な節目となる。  式典では、内務省の代表が2025年1...

ベトナムの26年GDP成長率予想+7.2%、スタンチャート銀 (15日)

 英スタンダードチャータード銀行(Standard Chartered Bank)は、2026年のベトナム経済について引き続き楽観的な見通しを示した。  政府が掲げる成長率目標+10%には届かないものの、同行はベトナムが引き続...

UOB、ホーチミン市国際金融センターに入居へ 外資系銀行で初 (15日)

 シンガポール系ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)は、ホーチミン市ベトナム国際金融センター(VIFCホーチミン=VIFC-HCMC)内に同行ビルを建設する計画を明らかにした。  同行は、VIFCホーチミンに施設...

25年の音楽著作権徴収額、前年比+8%増 イベント部門が3倍に (15日)

 ベトナム音楽著作権保護センター(VCPMC)は12日、2025年のベトナムの音楽著作権料徴収額が前年比+8%増の4243億VND(約25億4000万円)余りだったと発表した。  中でも、パフォーマンス・イベント・ライブショ...

25年新車販売台数統計、ビンファストが上位独占 (15日)

 ベトナム自動車工業会(VAMA)の発表によると、2025年12月におけるVAMA加盟企業とVAMA非加盟企業を合わせた新車販売台数(TCモーターおよびビンファスト=VinFast含まず)は前月比+20%増、前年同月比では+49%増の4...

インドネシア・エアアジア、バリ~ダナン線を3月20日就航 (15日)

 インドネシアのジャカルタを本拠地とする格安航空会社(LCC)インドネシア・エアアジア(Indonesia AirAsia)は3月20日、インドネシアのバリ島のデンパサールと南中部地方ダナン市を結ぶ路線を就航する。  同路...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved