![]() (C) vnexpress ![]() |
米国インディアナ州オーロラの近くを流れるオハイオ川の底からこのほど引き揚げられた車の中から、2002年4月に行方不明になったベトナム系米国人の母子3人のものとみられる遺骨が発見された。
遺骨は、当時オハイオ州に居住していたステファニー・バン・グエンさん(女性・当時26歳)、娘のクリスティーナちゃん(当時4歳)、息子のジョン君(当時3歳)の3人とみられる。車は土手から90m、深さ15mの川底で発見された。
グエンさんは行方不明になる直前、自分で車を運転し、オハイオ川で無理心中するという内容のメッセージを残していたとされる。また、行方不明になる前に銀行の口座から現金を引き出し、父母に充てた手紙の中でその現金を3人の葬儀に使うよう依頼し、自身の宝飾品も父母に譲ると書き残していた。
グエンさんは生前、カジノの従業員として働いていた。夫との間でトラブルが発生し、離婚にあたり子供の親権を争っていた。
警察は車と遺骨を発見したことを夫に知らせており、引き続き捜査を進めている。