ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

航空局、国際線の運航再開計画案を発表 22年1月から定期便

2021/10/25 06:26 JST配信
(C) tuoitre
(C) tuoitre 写真の拡大.

 交通運輸省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)は21日、同省に国際線の運航再開計画案を提出した。

 計画案によると、以下の4期に分けて国際線の運航を再開する。

◇第1期(~2021年末):ベトナム人向けのパッケージフライトと外国人観光客の受け入れフライトを運航する。

 ベトナム人向けのパッケージフライトについて、航空会社とパートナーの旅行会社は、渡航者が有料で集中隔離を受けることについて地方自治体から承認を得た上でフライトを手配する。

 パッケージフライトの料金には、航空券の運賃や新型コロナウイルス検査、ホテルでの隔離、食事などにかかる費用が含まれる。

 対象市場は、◇日本、◇韓国、◇台湾、◇シンガポール、◇タイ、◇マレーシア、◇フランス、◇ドイツ、◇ロシア、◇オーストラリア、および労働者の移動需要があるその他の市場。

 受け入れ空港には、◇バンドン国際空港(東北部地方クアンニン省)、◇ダナン国際空港(南中部沿岸地方ダナン市)、◇カムラン国際空港(南中部沿岸地方カインホア省)、◇フーコック国際空港(南部メコンデルタ地方キエンザン省)、およびその他の空港が含まれる。

 外国人観光客の受け入れフライトについては、市場を限定せず2021年末をめどに運航を再開する。観光客は、ワクチン接種完了(搭乗日から逆算して1年以内に接種し、最後の接種から14日以上が経過していること)、または6か月以内に新型コロナに感染して回復済み、なおかつ搭乗前72時間以内の新型コロナウイルス検査(PCR検査)で陰性であり、パッケージツアーに参加することが条件となる。

◇第2期(2022年1月~):ワクチン接種完了、または新型コロナに感染して回復済みの対象者向けに定期便を運航する。

 まずは、◇中国、◇香港、◇日本、◇韓国、◇台湾、◇タイ、◇シンガポール、◇マレーシア、◇フランス、◇ドイツ、◇ロシア、◇オーストラリア、および新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防国家指導委員会が発表する入国制限リストに含まれない国・地域をターゲットとする。

 受け入れ空港には、◇バンドン国際空港、◇ダナン国際空港、◇カムラン国際空港、◇フーコック国際空港、◇ノイバイ国際空港(ハノイ市)、◇タンソンニャット国際空港(ホーチミン市)、◇カントー国際空港(南部メコンデルタ地方カントー市)、およびその他の空港が含まれる。

◇第3期(2022年4月~):ベトナムのワクチン接種状況と集団免疫の評価を踏まえた上で、ワクチン接種完了、または新型コロナに感染して回復済みの対象者向けに入国後の隔離不要の定期便を運航する。

◇第4期(2022年7月~):需要に応じて定期便を運航する。

【関連記事】

政府、22年1月からの国際線運航再開に同意 まずは東京など9都市 (2021/12/11)
交通運輸省、15日から東京など9都市との国際線運航再開を提案 (2021/12/09)
国際線定期便の運航再開計画案を提出 隔離付きで22年1~3月期から (2021/11/10)
観光省、海外からの観光客受け入れ再開をガイダンス 陰性なら隔離不要 (2021/11/09)
海外からの観光客受け入れ再開試行、政府が工程表を承認 (2021/11/04)
ベトナムと英国、ワクチン接種証明書を相互認定 (2021/11/01)
ベトナム、72か国の新型コロナワクチン接種証明書・完治証明書を認定 (2021/10/25)
国内線の搭乗条件を大幅緩和、ワクチン未接種でも搭乗可 (2021/10/22)

[Tuoi Tre 08:31 22/10/2021 / Bnews 09:14 22/10/2021 / VnExpress 08:57 22/10/2021, A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
那智勝浦観光機構、ハロン大学と観光人材育成で連携 (3:05)

 一般社団法人の那智勝浦観光機構(和歌山県)は、東北部地方クアンニン省ハロン街区にあるハロン大学との間で、観光・人材育成分野における連携強化を目的とした覚書を締結した。  調印は、11月下旬にクアン...

25年11月の製造業景況感PMI、拡大基調を維持 (2:06)

 米国のS&Pグローバル(S&P Global)が発表した2025年11月のベトナム・PMI(製造業購買担当者指数)は53.8だった。  10月の54.5からわずかに低下したものの、50を上回っており、景気拡大基調が続いていることを...

「ザ・グランド・ホーチャム」、ベトナム人のカジノ入場が可能に (1日)

 政府はこのほど、一定の条件を満たしたベトナム人に対し、国内の一部のカジノへの入場を認める決議第8号/2025/NQ-CPを公布した。同決議は即日施行された。  政府は、以下の3か所のカジノでベトナム人の入場...

貧しい人々の「最期の眠り」を見届けて20年、無償で葬儀を行う男性 (11/30)

 ホーチミン市ニャーベー村には、貧しい人々や身寄りのない人々の最期を見送ることに人生のすべてを捧げてきた男性がいる。  地元の人々は、ニャーベー村74集落の長であるレ・バン・サンさんを、親しみを込...

朝日生命、地場生命保険会社を買収へ 初の海外保険会社のM&A (1日)

 朝日生命保険相互会社(東京都新宿区)は、地場生命保険会社であるMVI生命(MVI Life、ハノイ市)を買収する手続きを開始することについて、MVI生命の親会社であるザ・マニュファクチャラーズ・ライフ・インシュア...

地場グレムシー、ホーチミンでUAVカメラ工場を着工 (1日)

 無人航空機(UAV)向け撮影機器を製造する地場グレムシー(Gremsy)はこのほど、ホーチミン市のサイゴンハイテクパーク(SHTP)でUAV向けカメラモジュール生産工場を着工した。  工場は面積2万5721m2の敷地に建設...

ベトナム企業の9割が国際貿易の拡大に自信、HSBC調査 (1日)

 香港上海銀行(HSBC)が先般発表した国際貿易調査「グローバル・トレード・パルス2.0」によると、ベトナム企業の9割が今後2年間で国際貿易を拡大できると考えており、世界平均の87%をわずかに上回った。  同...

 ホーチミン:市内初の共同利用型AI研究拠点が運用開始 (1日)

 地場総合インターネットメディア運営大手VNGコーポレーション[VNZ](VNG Corporation)とベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)は、市内にある本社ビル「VN

30年までのダナン市文化産業発展計画、芸術文化の中心地に (1日)

 南中部地方ダナン市文化スポーツ観光局はこのほど、2030年までの同市の文化産業発展計画に対する専門家らの意見を聴取するワークショップを開催した。ミーケービーチの1kmの海岸を広大なキャンバスに見立てて、...

無印良品ホーチミン1号店がリニューアルオープン、国内最大旗艦店 (1日)

 株式会社良品計画(東京都文京区)は27日、ホーチミン市にある1号店「ムジ・パークソン・レタントン(MUJI Parkson Le Thanh Ton)」(35Bis-45 Le Thanh Ton, phuong Sai Gon, TP. Ho Chi Minh)を国内最大の旗艦店...

シイエヌエス、NTQソリューションとDX・AIで協業 (1日)

 アプリケーションシステムの設計・開発などを手掛ける株式会社シイエヌエス(東京都品川区)は、ICTソリューションを提供する地場NTQソリューション(NTQ Solution、ハノイ市)との間で、日本市場におけるデジタル...

25年の世界で最も人口が多い都市、ホーチミンは1400万人で20位 (1日)

 国際連合はこのほど、世界の都市化に関する調査レポート「World Urbanization Prospects 2025」を発表した。レポートによると、インドネシアの首都ジャカルタは人口約4200万人で、世界で最も人口が多い都市とな...

2024年度の日本語教育実態調査結果、出身国別でベトナムが3位 (1日)

 文部科学省の総合教育政策局日本語教育課はこのほど、2024年度の日本語教育実態調査に関する結果を発表した。文部科学省では、日本国内の外国人等に対する日本語教育の状況を把握するため、年に一度「日本語教...

ハノイ市人民委主席が健康上の問題で退任、後任は早稲田OBのタン氏 (1日)

 ハノイ市共産党委員会副書記で、同市人民委員会主席を兼任するグエン・ドゥック・チュン氏が、突発的に発生した健康上の問題により退任することが決まった。同氏は中央政策戦略副委員長に転任することになって...

中国のスタバ「チャジ」が店舗網拡大、手話対応型店舗もオープン (1日)

 中国のティードリンクチェーン「覇王茶姫(CHAGEE=チャジ)」は、ホーチミン市での事業拡大を加速しており、年内に21店舗を新たに出店する計画を明らかにした。同社はすでに市内で17店舗を展開しており、ベトナ...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved