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ビンズオン省:32人の死者を出したカラオケ店火災を刑事立件

2022/09/12 03:18 JST配信
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 東南部地方ビンズオン省トゥアンアン市アンフー街区(phuong An phu, TP. Thuan An)チャンクアンジエウ(Tran Quang Dieu)通りにあるカラオケ店「アンフー」で6日に発生した大規模火災について、同省警察は刑事事件として立件することを決めた。この火災は32人の死者が出る大惨事となっている。

 同省警察は、公安省傘下の捜査警察機関(C01)と協力して現場検証や、オーナー・従業員らに対する事情聴取を行い、違反の形跡を確認した上で刑事立件に踏み切った。同店舗では、防火消防規定の違反が見つかっており、刑事法第313条に抵触した。

 このカラオケ店は2015年12月に事業許可を取得し、レ・アイン・スアンさん(男性・42歳)が経営していた。同施設は2017年2月、省警察から防火設計の認証を取得しており、基準を満たした防火システムを備えていた。また2019年、2021年、2022年の3回の防火設備検査でも規定をクリアしていたとされる。

 今回の火災は、6日午後8時半ごろに発生。当時30室ある客室のうち5室に客が入っており、店内には客約30人と従業員約30人の計約60人がいた。2階で火災が発生し、瞬く間に燃え広がったため、現場に居合わせた多くの人々が建物内に閉じ込められてしまった。

 この火災により、32人が死亡し、既に全て遺体が収容された。省保健局が明らかにしたところによると、8日午前までに20人近くの遺体の身元が確認されており、他の遺体についてはDNA鑑定で引き続き身元の確認を進めていく。現在、重傷者2人はビンズオン省総合病院で治療を受けており、軽傷者については、トゥアンアン市アンフー総合病院で治療を受けている。

 多くの犠牲者を出した大規模火災の発生を受けて、ファム・ミン・チン首相は、公安省、文化スポーツ観光省、建設省をはじめとする関連機関に対し、カラオケ店の検査強化、防火消防管理の強化、営業認可の見直し、処分の厳格化などを通して安全対策に取り組むよう求めた。

 それによると、商工省はベトナム電力グループ(EVN)と協力し、カラオケ店での電気設備の安全管理ソリューションを確保しなければならない。また、各省・市の人民委員会は、管轄地域内の全てのカラオケ店に対し、第2の避難経路(バルコニーや屋根への出口、ロープはしご、救助袋など)の設置を義務付ける必要がある。

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