ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

ベトナムの国際空港で蔓延る「袖の下」、外国人も被害

2023/01/10 14:03 JST配信
(C)thanhnien
(C)thanhnien 写真の拡大.

 ベトナムの国際空港で最近、入国審査官や税関職員から「袖の下」を要求される事例が相次いで見つかっており、ネット上で批判の的となっている。

 先日、シンガポール人のK・Pさん(男性)がSNSに投稿したところによると、ハノイ市ノイバイ国際空港で出国手続きを行っていた際、審査官がPさんの航空券に「tip(チップ)」と書いて現金を要求した。

 当初は応じなかったPさんだったが、審査官がパスポートを返却しようとせず、航空機の離陸時間も迫っていたため、結局50万VND(約2800円)を手渡さなければならなかった。Pさんは帰国後、シンガポール外務省に被害を届け出た。

 この数日後、今度はオーストラリアから帰国したベトナム人男性が、ホーチミン市タンソンニャット国際空港で税関職員から「袖の下」を求められた際の様子を撮影した動画を投稿し、ネット上で急速に拡散されている。
 
 動画を撮影したのはN・H・A・Nさん(南中部沿岸地方ニントゥアン省出身)。Nさんは2022年10月16日にオーストラリアから帰国し、大量のスキンケアクリーム(羊由来プラセンタ)を持ち帰った。税関職員は、量が上限を超えているとして、見て見ぬふりする代わりに「袖の下」を要求。

 これに反発したNさんは、証拠として税関職員の不適切な対応を動画で撮影。税関職員の上司に対して書面で記録するよう求めた。これを受けた上司は、Nさんに謝罪した上で罰金を科さないことを約束。全てを無かったことにする代わりとして動画の削除を求め、同意したNさんが携帯電話を渡すと、税関職員らが自ら問題の動画を削除した。

 Nさんは今回、ノイバイ国際空港の審査官が外国人観光客に「袖の下」を要求したという事件を知って憤慨。削除された動画を携帯電話のゴミ箱フォルダーから探し出して、不正を暴くためにネット上で晒すことにした。

 なお、今回の暴露により「袖の下」を求めたとされる税関職員は、タンソンニャット国際空港税関支局から職務停止処分を受けたとのこと。

[Thanh Nien 19:18 08/01/2023, 13:04 08/01/2023, 15:09 05/01/2023 U].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ベトナムの25年Google検索キーワードトップ10:総合編 (1日)

 インターネット検索大手の米グーグル(Google)は、前年に比べて2025年にトラフィック数が急増した検索キーワードのトップ10「Year in Search 2025」を発表した。  ベトナムにおける2025年の「総合」ランキン...

ベトナムの25年Google検索キーワードトップ10:ニュース編 (1日)

 インターネット検索大手の米グーグル(Google)は、前年に比べて2025年にトラフィック数が急増した検索キーワードのトップ10「Year in Search 2025」を発表した。  ベトナムにおける2025年の「ニュース」ラン...

地場CTグループ、ASEAN最大級の低空経済センターを建設へ (12/31)

 地場CTグループ(CT Group)はこのほど、低空経済(Low Altitude Economy=LAE)の中核拠点となるセンターへの投資計画を発表した。  同センターの投資総額は約6兆VND(約360億円)、延べ床面積は約50万m2で、ホ...

ホーチミンのベンタイン市場で半世紀以上愛されるチェー店 (12/28)

 チュオン・ティ・トゥエット・チンさん(女性・63歳)は、7~8歳のころからホーチミン市のベンタイン市場で母親のチェー(ベトナム風ぜんざい)の屋台を手伝っていた。そして、50年以上にわたり市場に身を置き、母...

ホーチミン市初の自転車専用レーンが完成、12月31日に運用開始 (12/31)

 ホーチミン市ビンチュン街区(旧トゥードゥック市)のマイチート(Mai Chi Tho)通りに建設されていた自転車専用レーンが約2か月の工期を経て完成し、12月31日に運用を開始した。同市では初の自転車専用レーンとな...

クリエイト・キャピタル、ソブリンAIデータセンター網構築へ (12/31)

 クリエイト・キャピタルベトナム[CRC](Create Capital Vietnam)と米国サンフランシスコに拠点を構えるハイメーカー(HAIMAKER)は、ベトナム国内で総出力100MW規模のソブリン人工知能

未成年犯罪者に電子監視装置の装着義務、新政令 (12/31)

 未成年犯罪者に対する電子監視措置と社会復帰支援を規定する政令第333号/2025/ND-CPでは、未成年者が罪を犯した場合、電子監視装置の装着を義務付けると規定している。  同政令は2026年1月1日に施行される...

通話アプリ「Zalo」、利用規約改定で批判相次ぐ 当局が調査へ (12/31)

 商工省傘下の国家競争委員会は29日、通話やメッセージング、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のマルチプラットフォーム「ザロ(Zalo)」を運営する地場総合インターネットメディア運営大手

25年外交総括、経済外交で協定など約350件合意 (12/31)

 国際情勢が不安定化する中、ベトナムの経済外交は2025年に約350件の協定・コミットメントに合意した。これは、29日にハノイ市で開かれた2025年外交分野総括会議で発表されたもの。会議にはファム・ミン・チン首...

地場スタートアップのサオラテック、ドローンでの輸送実証に成功 (12/31)

 ドローン技術を手掛ける地場スタートアップのサオラテック(Saolatek)は29日、携帯端末販売を展開するジードンベト・テクノロジー(Di Dong Viet Technology)と連携し、ホーチミン市のサイゴンハイテクパーク(SHT...

農業環境省、農産物トレーサビリティシステムをお披露目 (12/31)

 農業環境省はこのほど、ベトナム農産物トレーサビリティシステムのお披露目式典を開催した。同システムは、農林水産物の生産・加工・輸送・流通のすべての過程で原産地情報の記録・管理・検索を可能にするデジ...

日本のベトナム人新規入国者数、25年1~6月期は17万人 (12/31)

 日本の法務省出入国在留管理庁が発表した2025年1~6月期における外国人入国者数及び日本人出国者数等に関する統計によると、同期の日本におけるベトナム人新規入国者数は前年同期比+1.3%増の16万9931人で、構...

日本の在留ベトナム人数66万人で過去最高更新、国籍別2位 (12/31)

 日本の法務省出入国在留管理庁が発表した2025年6月末時点における在留外国人数に関する統計によると、同時点の日本における在留ベトナム人数は66万0483人で、2024年末時点と比べて+4.1%増加し、過去最高を更新...

日本のベトナム人不法残留者数、国籍別で最多 半年で▲8.6%減 (12/31)

 日本の法務省出入国在留管理庁が発表した2025年7月1日時点における不法残留者数に関する統計によると、同時点の日本におけるベトナム人不法残留者数は1万3070人で、2025年1月1日時点と比べて▲8.6%減少した。 ...

電子労働契約に法的枠組み、26年から適用 人的資源管理のDX加速 (12/30)

 政府はこのほど、電子労働契約に関する政令第337号/2025/ND-CP(2026年1月1日施行)を公布した。これにより、デジタル環境における労働契約の締結・履行に法的根拠が整備され、人事管理のデジタルトランスフォー...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved