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南中部沿岸地方ダナン市人民裁判所は15日、韓国人189人の不法入国を手配したとして、韓国人が率いる不法入国手配ルートの元締めとメンバーら24人に有罪判決を下した。
イ・クワンヨン被告(男・55歳)とソ・ヨンジン被告(男・50歳)は不法入国手配罪に問われ、禁固10年の判決を言い渡された。イ被告はアイラックス社(Eyelux)の社長と中部韓国人協会副会長、一方のソ被告はマイKT社(Mai KT)の社長を務めており、いずれもダナン市に長期滞在し、同市でビジネスを行っていた。
残る韓国人とベトナム人の被告22人は、不法入国手配罪、または機関・組織の書類偽造罪に問われ、執行猶予付き禁固9か月~禁固9年の判決だった。
起訴状によると、被告らは2020年から2021年にかけて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大を背景とした入国制限が続く中、数十社のベトナム国内企業の名義を借り、書類を偽造する手口でベトナム入国を希望する韓国人をこれらの会社の「専門家」や「投資家」と偽り、入国させていた。
被告らはこれにより、約10億VND(約570万円)の不正利益を得ていたとされる。なお、裁判所は禁固刑に加え、被告らに罰金も科した。