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台湾当局は、ベトナム人が日本と韓国の査証(ビザ)を使用して台湾の電子ビザを申請するケースを14日午前10時以降受け入れないと発表した。
以前に発給されたビザは、有効期限が切れるまで引き続き使用できる。
日本と韓国のビザを有するベトナム人が台湾への渡航を希望する場合、台湾のビザを申請して審査を受ける必要があり、これまでのように即時に結果が出るのではなく、結果が出るまでに8日待たなければならない。
キャンセルスタンプのない米国のビザ、または有効期限内のオーストラリアのビザを有するベトナム人は、引き続き両国のビザを使用して台湾の電子ビザを申請することが可能。
なお、台湾はベトナム人観光客の誘致を目的として「指定された台湾の旅行会社が受け入れること」など一定の条件を満たしたベトナム人に対し、財務能力を証明する書類の提出を求めない電子ビザを発給する措置を講じていたが、2018年にベトナム人148人がこの措置を悪用し、同国に入国して逃亡したことが大きな話題になった。
これを受け、台湾当局は同措置を一時停止し、2019年3月に条件を増やすとともに、台湾の指定旅行会社の数を減らす形で措置を再開した。
・ 台湾でのベトナム人148人逃亡事件、被告3人に禁固刑 (2019/10/25)
・ 台湾、ベトナム人への電子ビザ発給を再開へ―申請条件の厳格化も (2019/03/12)
・ 台湾でベトナム人観光客152人が行方くらます (2018/12/27)