ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

「塩コーヒーおじさん」が開いた無料食堂

2023/11/25 10:16 JST配信
(C) markettimes
(C) markettimes 写真の拡大.
(C) markettimes
(C) markettimes 写真の拡大

 「塩コーヒー」を成功させた男性が、このほど無料の食堂を開いた。

 午前10時、ホーチミン市ビンタン区アンラックA街区4番通り12番地の無料食堂では、従業員が最初の客を出迎えていた。

 広々として清潔な食堂に立ち寄る客は、バイクタクシードライバーや宝くじ売り、警備員など、経済的に困難な環境にある人々が中心だ。そしてこの無料食堂の主こそ、「塩コーヒー」ブームの火付け役であるズオン・タイン・ロンさん(56歳)だ。

 ロンさんは、2023年2月末にタンビン区コンホア通りの塩コーヒー屋台が賑わうと、「ローラー作戦」で次々と店を出していくことを考えた。客がどこででも買えるようにするためだ。こうして塩コーヒーチェーンは今、ホーチミン市をはじめ、東南部地方ドンナイ省、同バリア・ブンタウ省、同ビンズオン省などに20店舗余りを展開している。

 1号店の開店当初から人々に愛され、応援された。その恩に応えようと、ロンさんは困難な生活を送る人のために、無料食堂を開くことを決めた。

 商売の儲けで開いた無料食堂には、塩コーヒー屋台の従業員たちも熱心に協力してくれた。食堂では精進料理を提供し、毎日11時から13時まで営業し、1日200食程度を目安に、客の入りを見て調整している。

 南部メコンデルタ地方ビンロン省出身で、ホーチミン市でこの11年間バイクタクシーの運転手をしているチャンさん(男性・66歳)は、家賃120万VND(約7400円)の借家に住んでおり、この無料食堂で昼食代の2万VND(約120円)を節約できると喜ぶ。

 「最近はお客さんも少なくて、1日の稼ぎは10万VND(約610円)くらいしかない。ここは美味しいし、みんな歓迎してくれる。腹があったかくなるだけじゃなくて、社会にはこんなに良い人達がいるんだと、胸もあったかくなるよ」と話した。

[Thanh Nien 12:39 19/11/2023, F].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースと自社過去記事を参考に記事を編集・制作しています   利用規約   免責事項
新着ニュース一覧
26年1~6月期の失業率2.22%、6月の世帯収入は安定 (6:02)

 財政省傘下統計局(NSO)のデータによると、ベトナムの労働市場は安定的に推移している。2026年6月の世帯調査では、大半の世帯が収入は横ばいまたは増加したと回答したほか、1~6月期全体でも就業者数や平均月収...

ホーチミン:自動運転車の試験走行開始、国産技術を活用 (5:46)

 ホーチミン市で2日、自動運転車(無人運転車)のサンドボックスを活用した試験運用が開始された。  同プロジェクトは、ホーチミン市第4次産業革命(インダストリー4.0)センター(HCMC C4IR)、クアンチュンソフ...

ベトナム産ティラピア、寿司・刺身用として日本へ初輸出 (5:08)

 南部メコンデルタ地方カントー市の水産加工会社ベトナム・クリーン・シーフード(Vietnam Clean Seafood)は7月、寿司・刺身用としてティラピアのフィレを日本に初めて輸出した。製品の高付加価値化に向け、約6か...

「サイゴン」から「ホーチミン市」へ、改名までの歴史をたどる (5日)

 2026年7月2日、旧地名「サイゴン・ザーディン」が故ホー・チ・ミン主席の名を冠した「ホーチミン市」に改名されてから50周年(1976年7月2日~2026年7月2日)を迎えた。しかし実のところ、サイゴンは統一前から一...

タイグエン省:集中型デジタルテクノロジー団地を着工 (4:34)

 東北部地方タイグエン省のバンスアン街区(phuong Van Xuan)とディエムトゥイ村(xa Diem Thuy)で2日、イエンビン集中型デジタルテクノロジー団地の建設が始まった。  サ

日系お土産ブランドのスターキッチン、バンコク出店で海外初進出 (3:30)

 ベトナム発の日系お土産ブランド「スターキッチン(STAR KITCHEN)」は7月、タイのバンコクに海外初進出となる直営店をオープンする。  スターキッチンは2013年にホーチミン市で創業し、現地の食文化と日本品...

バリュエンス、ブランド買取専門店「ALLU」をハノイにオープン (2:43)

 ブランド品や貴金属などの買取・販売を手掛けるバリュエンスホールディングス株式会社(東京都港区)が展開するブランド買取サービス「アリュー(ALLU)」は4日、ハノイ市に新店舗「アリュー・ハノイセンター(ALLU ...

友人・恋人の夜間宿泊の届出を義務化、7月の法改正で (4日)

 ベトナムでは2026年7月1日から、親戚や友人、交際相手などが自宅に宿泊する場合、夜間滞在の届出を行うことが義務付けられた。これは、治安・秩序に関する10の法律の一部を改正・補足する法律第118号/2025/QH15...

ベトナムとEFTAの自由貿易協定交渉が妥結、関税削減へ (4日)

 ベトナム政府と欧州自由貿易連合(EFTA)は2日、ベトナム・EFTA自由貿易協定(FTA)の交渉が妥結したと発表した。この協定は、関税の撤廃や削減を通じて、ベトナムとEFTA加盟4か国(スイス、ノルウェー、アイスラン...

米スタバ、ベトナムでミルクティー発売 タピオカ追加も (4日)

 米コーヒーチェーン大手のスターバックス(Starbucks)はこのほど、ベトナム進出から13年余りを経て、ベトナム市場向けに独自開発した同社初のミルクティーシリーズの販売を開始した。  新商品は、ブラックテ...

ジャパンベトナムフェスティバル、ホーチミンで27年2月開催 (4日)

 ベトナム最大級の日越交流イベント「第12回ジャパンベトナムフェスティバルinホーチミン」が、2027年2月27日(土)と28日(日)の両日、ホーチミン市で開催される。 規模を拡大して開催  JVFは、日本とベト...

26年6月の貿易収支▲26.4億USD、年初から6か月連続で赤字 (3日)

 財政省傘下統計局(NSO)が発表した統計データによると、2026年1~6月期の輸出入総額は前年同期比+27.1%増の5496億8300万USD(約88兆5000億円)に達した。国内生産の回復に伴う輸入の伸びが輸出の伸びを大きく上回...

26年4~6月GDP成長率+8.39%、同期として過去22年で最高 (3日)

 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年4~6月の国内総生産(GDP)成長率(推定値)は前年同期比+8.39%となり、前期の成長率(確定値)+7.94%から加速した。4~6月としては、2005年以降で最も高い水準となっ...

26年1~6月期FDI好調、実行額は5年で最高水準 (3日)

 財政省傘下統計局(NSO)が発表したデータによると、2026年1~6月期の海外直接投資(FDI)認可額は前年同期比+61.0%増の346億5000万USD(約5兆6000億円)に達した。また、同期のFDI実行額(推定値)は同+11.2%増の130...

台風1号がトンキン湾へ接近、東北部などで大雨と強風の恐れ (3日)

 ベトナム現地時間3日午前1時に南シナ海で発生した台風1号(アジア名:メイサーク、日本では台風10号)の影響により、東北部地方クアンニン省の沖合で漁船が沈没し、1人が行方不明となっている。  台風は今後...

越日・日越辞書(8万語収録)
©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved