ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

韓国への帰化者・留学生の国籍でベトナムがトップ、就業者数でも2番手に

2023/12/22 14:49 JST配信
イメージ画像
イメージ画像
  • 韓国の外国人数143万人に増加
  • ベトナム人帰化者全員が女性
  • ベトナム人留学生、韓国選ぶ理由多様

韓国統計庁は18日、「2023年移民の滞留実態および雇用調査」を発表した。調査はいずれも2023年5月時点の数字で、対象は15歳以上の外国人および帰化者となる。

 韓国に住む外国人は合計143万人で、前年同期比+9.9%(12万9000人)増加した。国籍別で見た場合、ベトナムは全体で2番目に多い20万1000人だったほか、前年同期比の増加数では+3万2000人と最大だった。20万1000人のうち、男性が10万4000人、女性が9万7000人。

 韓国へ帰化する許可を得た人は合計5万1000人。帰化前の国籍別ではベトナムが2万1000人と最多だった。ベトナム人帰化者は、すべて女性という点が今回の特徴だ。

 外国人の就業者数は合計92万3000人で、内訳は32万6000人の韓国系中国人、10万4000人のベトナム人と続いている。帰化者では、前の国籍がベトナムだった就業者が1万4000人で、1万2000人の中国(韓国系中国人)を抑え最多だった。

 大学・大学院留学や語学研修を含む留学生用ビザを持つ外国人の国籍で最大となったのもベトナムで、7万2000人だった。留学先に韓国を選択した理由としては「教育課程が優れている」(30.0%)、「韓国での専攻内容が関心のある分野と合っている」(21.9%)などが挙がった。

 非専門職による就業で最大の割合を占めたのは、それぞれ3万9000人ずつのネパール人とカンボジア人(全体に占める割合は、いずれも14.5%)で、これに3万2000人のベトナム(同11.9%)が続いた。


[統計庁報道資料 18/12/2023, S].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
「国家観光年2026」、ザライ省で開催へ (5:41)

 文化スポーツ観光省は、南中部地方ザライ省を「国家観光年2026」の開催地として承認した。ベトナム国家観光局とザライ省文化スポーツ観光局が連携し、必要な手続きと関連イベントの準備を進める。  ザライ...

サイゴンコープ、日本の食品安全マネジメント協会と戦略的提携 (5:40)

 ベトナムの小売大手ホーチミン市商業合作社(サイゴンコープ=Saigon Co.op)は11日、一般財団法人食品安全マネジメント協会(JFSM)と戦略的協力協定を締結した。品質管理と食品安全の国際標準化を進め、ベトナム...

地場タイフンコープ、国産小型EVトラックを発表 (4:07)

 電動ゴルフカートの開発などを手掛ける地場タイフンコープ(Thai Hung Corp)は12日、国産の小型電気自動車(EV)トラック「GIO Tano 250」をお披露目した。  同社の「GIO」ブランドに新たに加わるモデルで、北...

ハノイ郊外の2つのトンネル、軍幹部をかくまった地下要塞 (16日)

 フランス軍との9年間におよぶ抗戦中、ハノイ市の旧ドンアイン郡ナムホン村(現在のフックティン村)と旧タインオアイ郡タムフン村(現在のタムフン村)の住民たちは、戦火から村を守り、また軍幹部をかくまいながら...

レント、丸紅子会社との合弁会社を子会社化 全株式取得 (3:16)

 産業車両・乗用車・産業用機械器具・建設用機械器具の総合レンタル業などを手掛ける株式会社レント(静岡県静岡市)は4日、持分法適用関連会社であるマックスレント・ベトナム(MaxRent Vietnam、ハノイ市)の全株...

ホーチミン:造船・海事専門展示会、11月19日から開催 (2:17)

 ホーチミン市タンソンニャット街区(旧タンビン区)のジ・アドラ会議センター(Trung tam Hoi nghi The Adora Center)で11月19日(水)から21日(金)まで、「ベトナム造船・海事専門展示会(Vietnam International Mar...

ホーチミン:郊外のブドウ園カフェがSNSで話題に (15日)

 ホーチミン市トイアン街区(旧12区)にオープンしたブドウ園カフェがソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上で人気を集めている。都会の喧騒を離れ、頭上を生い茂るブドウの房を眺めながら、冷たいコーヒ...

ハノイ:「オペラハウスの115年」特別プログラムを開催 (15日)

 ハノイ市の市民劇場(オペラハウス)はこのほど、劇場落成115周年を記念した特別プログラム「光とテクノロジーで語るオペラハウスの115年(115 nam Nha hat ke chuyen - di san cat loi bang anh sang va cong ngh...

26年のGDP成長率目標+10%以上、国会決議 (14日)

 国会は13日、2026年の経済社会発展計画に関する決議を採択した。決議では、15の主要目標と、11の重要任務および対策を規定している。  主な経済指標の目標は、◇国内総生産(GDP)成長率:+10%以上、◇国民1人...

ホーチミン:野菜価格が高騰、長引く雨で供給途絶 (14日)

 ホーチミン市では現在、長引く雨の影響により野菜の供給量が大幅に減少し、価格が急上昇している。この値上がりは家計を直撃し、飲食業や小売業者も苦境に立たされている。  市内のホックモン卸売市場とト...

ビンバス、国内初の電動スクールバスサービスを開始 (14日)

 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製EV・電動バイクのレンタカー・タクシー会社であるグリーン・スマート・モビリティ(GSM

米モトローラ、ベトナム市場に再参入 スマホ5機種投入 (14日)

 米モトローラ(Motorola)が、ベトナムのスマートフォン市場に復帰した。同社は5機種の新型スマートフォンを投入し、本格的に再参入を図る。  投入されたのは、「Motorola Razr 60」、「Motorola Edge 60 Fus...

国産ブロックチェーンプラットフォーム「オナスチェーン」登場 (14日)

 オナスチェーン・ブロックチェーン・テクノロジー(OnusChain)は11日、南中部地方ダナン市で国産ブロックチェーンプラットフォーム「オナスチェーン」を発表した。  同プラットフォームは、教育機関、企業、...

地場ミンタックグループ、韓国電力技術と提携 洋上風力発電事業で (14日)

 韓国電力公社(KEPCO)の子会社で、発電所の設計や建設などを手掛ける韓国電力技術(KEPCO Engineering & Construction Company)は10日、再生可能エネルギー事業の開発や投資を行うベトナムのミンタックグループ(M...

チュングエン・レジェンド、ホーチミン中心部に新店舗をオープン (14日)

 地場大手コーヒーメーカーのチュングエングループ(Trung Nguyen Group)傘下のチュングエン・レジェンド(Trung Nguyen Legend)は11日、ホーチミン市サイゴン街区パスツール(Pasteur)通り164番地に新店舗「チュン...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved