ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

ハノイ国家大ビジネススクール、出願資格に身長制限で物議

2024/06/10 05:20 JST配信
(C)Dan Tri
(C)Dan Tri
  • 大学出願資格の身長制限に世論反発
  • 一般専攻科目での身長制限に疑問の声
  • 大学は身体的要素の重要性を説明

ハノイ国家大学ビジネススクール(Hanoi School of Business=HSB)が、2024-2025年度の学生募集に関する出願資格の中で、身長制限を設けたことが物議をかもしている。

 同校の出願資格によると、◇経営管理・テクノロジー、◇マーケティング・メディア、◇人事・人材管理、◇マネジメント・セキュリティの4つの専攻課程(定員500人)において、女子が身長158cm以上、男子は身長165cm以上であることを条件としている。この他、体力があり、視力が良いこと、さらに特別なスキルがあれば優遇される。

 とりわけ身長制限が設けられたことに世論の好奇の目が向けられている。通常、出願資格に身長制限が設けられるのは、警察学校や士官学校といった特殊な学校だけだ。HSBがこのような条件を設けた理由について一部の人々は、いくつかの特殊な教育課程において、ある程度の身長があった方が優位と大学が判断したのではないかと憶測している。

 実際、高身長であることは、社会のあらゆる場面で有利に働くことが多く、将来企業や組織のリーダーになり得る人材には、外見と能力の双方を伸ばすことが求められる。規定によれば、教育プログラムが原則と目的に則している限り、各大学は学部・学科の運営や登録に関して自治の権利を有している。

 しかし、このニュースを知った多くの読者は、HSBの専攻科目について、国防や安全保障と関係がなく、特殊性を感じられず、他の大学でも設けているありふれた専攻科目であるため、身長制限があるのはおかしな話だと指摘している。また、これら科目を専攻したい学生にとっては多くの選択肢があり、身長制限を設けるのは、大学にとって出願者を減らすだけでメリットはないとも論じている。

 世論からの反発についてHSBの代表者は、「将来、企業のリーダーや組織管理者となる卒業生には、学力やスキルに加えて、身体的・精神的健康、そして身体的な要素も重要になると考えている。学生選考に当たっては、身長・体重制限の条件を満たしていない候補者についても、面接の際に改善の余地があると判断された場合、もしくは心の知能指数(EQ)や学力に特筆すべき者がいれば、優先して入学させる」と説明した。

[Dan Tri 14:36 06/06/2024 U].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ハノイ:知る人ぞ知る観光スポット「猫島」がSNSで話題に (10:16)

 ハノイ市ハイバーチュン街区の統一公園にあるバイマウ湖に浮かぶホアビン島は、別名「猫島」と呼ばれており、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)や地元メディアなどで紹介され、にわかに話題となって...

LCCメガハブ空港ランキング、ベトナム2大都市空港がトップ25入り (9:56)

 世界の航空関連情報を提供する英国のオフィシャル・エアライン・ガイド(Official Airline Guide=OAG)が発表した「格安航空会社(LCC)メガハブ空港ランキング2025」で、ホーチミン市タンソンニャット国際空港と...

国家サイバー認証基盤を整備、SNSユーザーの本人確認を義務化 (30日)

 ベトナム共産党書記局は、サイバー空間の安全確保について、全政治体制と国民全体に関わる重要かつ緊急の任務と位置付け、サイバーセキュリティ、情報保護、データ安全の確保などを強化する指示第57号-CT/TWを...

ホーチミンの市場とともに生きる:ダイクアンミン市場 (25日)

 ホーチミン市旧5区(現在のチョロン街区)にあるダイクアンミン市場(cho Dai Quang Minh)は、別名「ダイクアンミン商業センター(trung tam thuong mai Dai Quang Minh)」とも呼ばれている。この市場は、かつては...

2月施行の新規定、外為市場の取り締まり強化など (30日)

 2月に施行される新規定7本をまとめて紹介する。 1.外国船舶の国内海上輸送の規制を強化  建設省の通達第41号/2025/TT-BXD(2026

ハノイ:市中心部で高層化推進、「集約・緑化」モデル導入 (30日)

 ハノイ市人民評議会は27日、100年の長期ビジョンを掲げる首都都市計画の主要内容を盛り込んだ決議を採択した。  市は、都市構造を再編し、建築密度を抑えつつ建物の高層化を進め、緑地空間の拡充と文化遺産...

ビンG、スーパーアプリ「V-App」公開 主要サービスを統合 (30日)

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)子会社のビンスマート・フューチャー(VinSmart Future=VSF)は29日、VICの主要サービスを統合したスーパーアプリ「

保健省傘下の栄養研究所、栄養情報ポータルサイトを開設 (30日)

 保健省傘下の栄養研究所は28日、国家栄養情報ポータルサイト「ベトナム栄養ポータル(Vietnam Nutrition Portal)」<https://viendinhduong.vn>の開設式典を開催した。  同ポータルサイトは

ベトナム、AI活用でアジア太平洋地域をリード メタ報告 (30日)

 米メタ(Meta)が発表した2026年のソーシャルメディア動向レポートによると、ベトナムはアジア太平洋地域でソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)と人工知能(AI)の活用が最も進んでいる市場の一つで、中小...

ベトナムとEU、包括的・戦略的パートナーシップへ関係格上げ (30日)

 ルオン・クオン国家主席はハノイ市で29日、ベトナムを訪問している欧州連合(EU)のアントニオ・コスタ欧州理事会議長と会談した。双方はこの席で、関係を包括的・戦略的パートナーシップへ格上げすることで一致...

中国語人材の需要が日本語人材の2.4倍に、高給提示も (30日)

 ベトナムの労働市場では、中国語を使える人材の価値が急速に高まっている。企業は同等の職種でも中国語の対応が可能な人材に高給を提示しており、中国語人材の求人件数と給与水準はともに日本語人材や韓国語人...

アンザン省の「オケオ・バテ考古遺跡区」、世界遺産に登録申請へ (30日)

 マイ・バン・チン副首相は、南部メコンデルタ地方アンザン省の「オケオ・バテ考古遺跡区」の科学的資料を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に送付し、世界遺産への登録を申請することに同意した。  チン副首...

北陸電力、ベトナムで合弁会社を設立へ 再エネ事業に参画 (30日)

 北陸電力株式会社(富山県富山市)は、ベトナムにおける水力発電事業をはじめとする再生可能エネルギー事業への参画を目的として、パートナー事業者とベトナムに合弁会社を設立することを決定した。  パート...

ミスミ、越中の製造拠点に約20億円投資 データセンター需要に対応 (30日)

 ファクトリーオートメーション(FA)や金型部品などの事業を手掛ける株式会社ミスミグループ本社(東京都千代田区)は29日、生成人工知能(AI)の世界的普及に伴い急拡大するデータセンター市場向け製造装置に用いら...

ブライセン、フエ大学傘下科学大学とAI研究・開発で産学連携 (30日)

 サプライチェーンマネジメントやシステムエンジニアリング、データエンジニアリングなどの事業を手掛ける株式会社ブライセン(東京都中央区)およびブライセンベトナム(BRYCEN Vietnam、北中部地方フエ市)は、フ...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved