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- 個人情報漏えい件数は前年同期比50%増
- 企業・組織での情報漏えい事件は46件
- 暗号化されたデータは3テラバイト
国防省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)は26日、2024年上半期のサイバーセキュリティ状況に関するレポートを発表した。
これは同社が提供するサイバー脅威分析システム(Viettel Threat Intelligence)のデータをもとにしたもので、ランサムウェアや分散型サービス妨害攻撃(DDoS攻撃)など多くの情報漏洩リスクが検出された。
個人情報漏えい件数は前年同期比+50%増、企業や組織になりすましたフィッシングサイトの数は前年同期の4倍に急増し、詐欺に巻き込まれる事例が増加した。
上半期に発生した企業・組織における情報漏えい事件は46件。漏えいした情報のうち最も多かったのは、小売業の顧客情報と購買情報。以下、eKYC(オンライン本人確認)情報、大学・教育機関の情報と続いた。
上半期にランサムウェア攻撃によって暗号化されたデータは3テラバイトに上り、被害総額は推定1000万USD(約14億4000万円)余り。同期に新たに見つかった脆弱性は約1万7000件で、この半分以上が深刻な脆弱性とされている。また、DDoS攻撃件数は前年同期比+16%増となった。
・ ベトナムポスト、ハッキングでITシステムの一部が一時停止 (2024/06/06)
・ 23年のコンピュータウイルス被害額、1040億円に減少 (2024/01/22)
・ 機関・組織に対する23年のサイバー攻撃1.4万件、前年比+9.5%増 (2023/12/15)

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