ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

ハノイ:ホアンキエム湖そばの「サメの顎」ビル取り壊しへ

2025/03/10 05:46 JST配信
(C) thoibaonganhang
(C) thoibaonganhang 写真の拡大.
  • 「サメの顎」の愛称で親しまれた商業ビル
  • ドンキンギアトゥック広場整備計画で
  • 取り壊し後、広場に地下3階の空間を建設

ハノイ市は、ホアンキエム湖周辺の景観・空間改善のため、「サメの顎」という愛称で市民に親しまれてきたディンティエンホアン(Dinh Tien Hoang)通り7番地の商業ビルを取り壊す方針を承認した。  

 これは、5日に同市人民委員会事務局が発表した、ホアンキエム区ドンキンギアトゥック広場(quang truong Dong Kinh Nghia Thuc)の景観・建築空間の整備計画に関する同市人民委員会ズオン・ドゥック・トゥアン副主席の結論で明らかになったもの。同ビルは取り壊し、同広場の地下に、文化スペース、商業施設、駐車場などの機能を持つ地下3階の空間を建設する。
 
 ドンキンギアトゥック広場は、ホアンキエム湖の北、旧市街の南に位置する。同広場の景観・建築空間整備は、政府、同市共産党委員会、同市人民委員会の指示の下、ホアンキエム湖周辺の他の公共空間の整備計画と並行して進める。市は、ホアンキエム湖東側の公共空間拡張についても調査中で、計画対象地域には、複数の政府機関、企業のオフィス、40軒の住宅が含まれる。  

 「サメの顎」ビルは1991年から1993年にかけて建設された、ドンキンギアトゥック広場とホアンキエム湖に面した6階建てのビル。2~5階にレストランやカフェが入居し、6階からはホアンキエム湖を一望できる。

[Thanh Nien 07:52 06/03/2025, F].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
トゥエンクアン省:第1回ヒマラヤザクラ祭り開催、1月2日から (2:11)

 東北部地方トゥエンクアン省(旧ハザン省)ルンクー村(xa Lung Cu)で、2026年1月2日(金)から4日(日)までの3日間、第1回ヒマラヤザクラ祭りが開催される。  記念すべき第1回目は「ルンクー・花々との出会いの...

ベトナム、タイとカンボジアの停戦合意を歓迎 (29日)

 タイとカンボジアの国境地帯で軍事衝突が続く中、両国国防相が27日に国境検問所で会談し、停戦合意に関する共同声明に署名した。これを受け、ベトナム外務省のファム・トゥー・ハン報道官は同日開かれた定例記...

ラオカイ省:ボランティア団体を乗せたバスが横転、18人が死傷 (29日)

 西北部地方ラオカイ省を走る国道174号線で27日朝、ボランティア団体を乗せた小型バスが横転する事故が発生した。この事故で、これまでに9人の死亡が確認されている。  バスは早朝にハノイ市を出発し、ボラ...

ホーチミンのベンタイン市場で半世紀以上愛されるチェー店 (28日)

 チュオン・ティ・トゥエット・チンさん(女性・63歳)は、7~8歳のころからホーチミン市のベンタイン市場で母親のチェー(ベトナム風ぜんざい)の屋台を手伝っていた。そして、50年以上にわたり市場に身を置き、母...

ベトナム、新たに2種類の優遇ビザ導入 高度人材受け入れ強化 (29日)

 ベトナムにおける外国人の出入国・経由・居住法を含む治安・秩序に関する10本の法律の一部を改正・補足する法律(2026年7月1日施行)により、外国人の入国・滞在を対象とする新たな2種類の査証(ビザ)が導入される...

世界で最も普及しているメッセージングサービス、Zaloが9位 (29日)

 インターネット動向分析プラットフォーム「Cloudflare Radar」はこのほど、2025年の世界で最も普及しているメッセージングサービスのトップ10を発表した。同ランキングで、地場総合インターネットメディア運営大手

クアンガイ省:ズンクアット経済区でディーゼル油流出、魚大量死 (29日)

 南中部地方クアンガイ省バントゥオン村(xa Van Tuong)にあるズンクアット経済区でディーゼル油の流出事故が発生した。この事故により、魚など水生生物の大量死が発生し、河川や養殖場が深刻な汚染を受けた。 ...

ビンEVタクシー、アプリ「MoMo」と決済・配車連携で提携 (29日)

 地場コングロマリットビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製電気自動車(EV)・電動バイクを利用したレンタカー・タクシー会社で、配車サービス「サインSM」を展

ホーチミン市交通運輸大学、鉄道シミュレーター導入 国内の大学初 (29日)

 交通運輸省傘下のホーチミン市交通運輸大学(UTH)はこのほど、鉄道シミュレーターを導入した。これは、高速鉄道の制御・運行をコンピューターシミュレーションでトレーニングする設備で、国内の大学では初の導入...

外国船舶の国内海上輸送、26年2月から規制強化 (29日)

 ベトナム政府は、国内海上輸送に対する管理を強化し、外国船舶の参入を必要最小限に抑える方針を打ち出した。これを受け、建設省は通達第41号/2025/TT-BXDを公布し、外国船舶に対する国内海上輸送許可の権限、...

MILIZE、音声AI技術の地場ナミテックと戦略的提携を締結 (29日)

 人工知能(AI)とフィンテックの株式会社MILIZE(東京都港区)は、ベトナムを拠点とする音声AI技術のイノベーターであるナミテック(NamiTech、ホーチミン市)との間で、日本の保険業界および銀行・金融サービス・保...

ホーチミン市のFDI流入が大幅増、25年は83.7億USD (29日)

 旧ホーチミン市、旧ビンズオン省、旧バリア・ブンタウ省の3省・市が合併して誕生した新ホーチミン市では、2025年の海外直接投資(FDI)認可額が前年比+24.2%増の83億7000万USD(約1兆3000億円)へと大幅に増加する...

ビンG、南北高速鉄道プロジェクト投資撤退 重点分野に資源集中 (29日)

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)は25日、南北高速鉄道プロジェクトへの投資登録を撤回する文書を政府に提出した。  VIC傘下のビン

ベトナム在留邦人1万6636人で国別15位、前年比▲4.4%減 (29日)

 日本の外務省が発表した海外在留邦人数調査統計の最新版によると、2025年10月1日時点におけるベトナム在留邦人数は前年比▲4.4%減の1万6636人で、国・地域別で15位となった。2025年のベトナム在留邦人数は、直...

「GiGOのたい焼き」、海外初出店 ホーチミンにグランドオープン (29日)

 アミューズメント施設や飲食店施設の企画・運営を手掛ける株式会社GENDA GiGO Entertainment(東京都港区)の海外現地法人であるGiGOベトナム(GiGO VIETNAM、ホーチミン市)は25日、秋葉原や池袋などの日本国内で...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved