ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

小学3年生から日本語を「第1外国語」に、全国の一部学校で

2025/05/08 14:52 JST配信
(C) tuoitrethudo
(C) tuoitrethudo 写真の拡大.
  • 日越間の日本語教育に関する枠組み合意
  • 小学3年生から高校3年生を対象
  • カリキュラムや専門家派遣などで支援

石破茂内閣総理大臣のベトナム訪問に併せ、日本とベトナムは、ベトナムの普通教育機関における日本語教育に関する枠組み合意や、半導体分野における人材育成の協力覚書を交わした。

 教育訓練省によると、この日本語教育に関する枠組み合意に基づき、ベトナムは全国の小学3年生から高校3年生を対象に日本語教育を導入する。

 取り組みは2025年から2034年まで実施される予定で、学習希望者や実情に応じて各地方は一部の小中学校で日本語を第1外国語として教えることを検討する。すでに日本語を第2外国語として中学校および高校で教えている地方では、日本語教育が安定的に継続され、生徒が学習課程を完了できるよう、必要な支援の継続を検討する。

 合意実現にあたって日本側は、カリキュラム、教科書整備での日本語教育専門家の派遣、日本語教育に必要な教材・参考資料の提供、日本語教育専門家の各学校への派遣、ベトナム人日本語教師の研修、生徒や教師、学校管理職の日本での研修や文化交流などで支援する。

 また教育訓練省と日本の文部科学省は、半導体分野の人材育成に関する覚書を交わした。両国は、日本が半導体分野の博士課程の学生約250人を受け入れることや、ベトナムの先端科学技術分野の人材交流プログラム「さくらサイエンスプログラム」に参加する学生数を2倍に増やすことなどで一致した。

[Tien Phong 10:39 01/05/2025, F].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
25年GRDP成長率、ホーチミン+8.3% ハノイ+8.5% (16:07)

 2025年におけるホーチミン市の域内総生産(GRDP)成長率は+8.3%と推定され、ベトナム経済の牽引役としての地位を引き続き示した。これは先般開かれた同市共産党委員会の会議で発表されたレポートの中で明らかに...

国際金融センターの設立発表、ホーチミンとダナンの2拠点 (15:55)

 ファム・ミン・チン首相は21日、国際金融センター(IFC)の設立を発表した。この設立は、世界の資本や技術、人材を呼び込み、経済成長と国際統合を加速させる制度改革の節目となる。  IFCはホーチミン市と南...

地場ドジ、ハイフォンで75階建ての北部最高層ビルを着工 (14:24)

 地場ドジ・ジュエリー(DOJI Group)は19日、北部紅河デルタ地方ハイフォン市で複合区「ドラゴン75コンプレックス(Dragon 75 Complex)」を着工した。同プロジェクトのハイライトとして、75階建ての高層ビルの建設...

ホーチミンの路上のライター修理店、愛好家の駆け込み寺 (21日)

 ある日の午後、60代と思われる男性が、壊れたデュポン(Dupont)製のライターを手に、ホーチミン市チョロン街区グエンチーフオン通りを訪れた。男性は、ファム・バン・コーさん(男性・72歳)の店である、古びて傾...

ホーチミン:ガソリンスタンドでの振込決済が拡大 (14:04)

 ホーチミン市内のガソリンスタンドでは、QRコードを使った振込決済が拡大しており、給油時の利便性向上や待ち時間の短縮につながっている。  市内の多くのガソリンスタンドで給油機にQRコードが掲示されて...

シンガポールの市場調査会社、ベトナムオフィス開設 (13:22)

 海外市場調査や海外事業伴走支援などを手掛けるシンガポールのグローバルアングル(GLOBAL ANGLE)は、ハノイ市に新たなオフィスを開設した。  新オフィスの開設は、クライアントやパートナーにきめ細やかな...

ベトナム、貿易規模で世界トップ15入り 輸出入額が過去最高に (6:35)

 商工省によると、2025年におけるベトナムの輸出入総額は推定で約9200億USD(約144兆円)となり、過去最高を更新した。これにより、ベトナムは貿易規模で世界トップ15に入り、東南アジア地域では第2位となった。こ...

ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道が着工、越中連運を強化 (6:02)

 ベトナム建設省は19日、ラオカイ~ハノイ~ハイフォン間鉄道建設事業の第1サブプロジェクトの着工式を開催した。東西経済回廊の輸送需要に対応するとともに、ベトナムと中国を結ぶ国際連運の強化につながると期...

ホーチミン:メトロ1号線、26年1月1日に無料運行 (5:24)

 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社(HURC1)はこのほど、新暦正月の2026年1月1日(木)にメトロ1号線を無料運行すると発表した。  当日は改...

ベトナムの軍事力は世界23位、東南アジア2位 (5:03)

 軍事ウェブサイトのグローバル・ファイアパワー(Global Firepower=GFP)が発表した2025年版の世界軍事力ランキング「2025 Military Strength Ranking」によると、ベトナムは145か国・地域中23位となった。 ...

チン首相、ペトロベトナム会長フン氏を商工相代行に任命 (4:32)

 ファム・ミン・チン首相は20日、ペトロベトナムグループ(Petrovietnam=PVN)のレ・マイン・フン会長を商工相代行に任命した。  商工相代行に任命されたフン氏は、1973年生まれの52歳で、出身は北部紅河デル...

イーレックス、ベトナム2省でバイオマス発電所の起工式開催 (4:14)

 再生可能エネルギー事業を手掛けるイーレックス株式会社(東京都中央区)は、同社が開発を進めている西北部地方ラオカイ省(旧イエンバイ省)のイエンバイバイオマス発電所および東北部地方トゥエンクアン省のトゥ...

日越の団体、ドローン・次世代移動体産業の発展で覚書締結 (3:39)

 一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は15日、ベトナムの新たなドローン産業団体であるベトナム低空経済パートナーシップ(Vietnam Low Altitude Economy Partnership=LAEP)との間で、ドローン(無人航空機...

電子機器のコーセル、ベトナム子会社を解散・清算へ (2:37)

 電子機器・電気機械器具の製造・販売を手掛けるコーセル株式会社(富山県富山市)は、海外子会社(非連結子会社)で電子部品の製造・販売を行うコーセル・ベトナム(COSEL VIETNAM、ホーチミン市)を解散・清算する。...

サンG、フーコック島で国内初の軽量軌道交通路線を着工 (22日)

 ベトナムで初となる軽量軌道交通(LRT)路線が19日、南部メコンデルタ地方アンザン省フーコック特区(島)で着工した。同事業は2027年にフーコック島で開催予定のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に対応する...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved