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- 1区トンドゥックタン通り18番地前に設置
- 道路を横断する際の視認性を高める
- 歩行者用信号と車両用信号と連動して点灯
ホーチミン市建設局傘下の道路交通インフラ管理センターはこのほど、1区トンドゥックタン通り18番地前の横断歩道の路面に「床信号」を初めて設置した。
歩行者が規定された場所で道路を横断する際の視認性を高め、信号待ちをする位置を容易に認識できるようにすることが狙いだ。
床信号は、横断歩道の手前の歩道の路面に埋め込まれ、歩行者用信号と車両用信号と連動して点灯する。近くには歩行者用の押しボタンも設置されている。
システムは以下のように作動する。
◇歩行者がボタンを押すと、車両用信号が黄色の点滅から緑に変わり、30秒間点灯する(この間、車両は通行可能)。この時、歩行者用信号は黄色の点滅から赤に変わる。床信号も赤に点灯する。
◇車両用信号は3秒間黄色になった後、赤に変わり(約20秒間点灯)、車両が通行を停止する。歩行者用信号と床信号が緑に変わり、歩行者は横断歩道を渡ることができる。
◇車両用信号は3秒間黄色になった後、点滅に変わり、車両が通行を再開する。床信号は消灯する。
ホーチミン市は小中学校周辺の70か所余りの道路に、赤色の反射塗料の塗布や標識の設置、ソーラー式点滅灯などの安全対策を実施している。