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- ベトナムは過去最多7回優勝の強豪
- 準決勝で日本に敗れて惜しくも3位
- 2026年大会はマレーシアで開催
「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト(ABUロボコン=ABU Asia-Pacific Robot Contest)2025」が24日、モンゴルの首都ウランバートルで開催され、ベトナム代表として出場したラクホン大学(東南部地方ドンナイ省)の「LH-UDS(Unstoppable Dream Shot)」チームが、日本代表と香港代表に次ぐ3位に入った。ベトナム代表チームはABU賞も受賞した。
今大会には、カンボジア、エジプト、香港、フィジー、インド、インドネシア、日本、マレーシア、モンゴル、ネパール、スリランカ、タイ、ベトナムの13か国・地域から14チーム(開催国モンゴルから2チーム)が参加した。
今年の競技課題は「ロボットバスケット」。開催国モンゴルで大人気だというバスケットボールから着想を得た競技で、2台のロボットで構成されたチームがオフェンスやディフェンスを行い、得点を競うというもの。
ベトナムはグループステージで安定したパフォーマンスを見せて順調に勝ち進み、準決勝で日本と激突した。強豪同士の試合は、互いに点を取り合う白熱の展開となったが、ベトナムが惜しくも9-12で敗れて決勝進出を逃した。決勝進出を決めた日本は、続く香港との決勝戦を12-9で制して栄冠を手にした。
アジア太平洋放送連合(ABU)が主催する学生向けロボット競技大会「ABUロボコン」は2002年に日本で第1回大会が開催され、ロボット工学に情熱を持つ各国の学生たちが交流し、競い合う国際大会となっている。
ベトナムは過去に最多7回(2002、2004、2006、2014、2015、2017、2018)の優勝を誇る強豪として知られている。なお、2026年大会はマレーシアでの開催が予定されている。