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- 老朽化した建造物群のファサード改修
- 屋根や外壁のペンキを塗り直し
- 歩道や中央分離帯を花崗岩タイルで舗装
ホーチミン市サイゴン街区(旧1区)のレロイ(Le Loi)通りに立ち並ぶ、老朽化した建造物群の改修工事がこのほど完了した。クリスマスと正月に向けて、ペンキの塗り直しや屋根の改修が急ピッチで進められ、市中心部の観光的魅力が向上した。
改修工事の対象となったのは、◇ベンタイン市場~レックスホテル、◇旧ホアンロンレストラン地区、◇ラムソン広場第9マンションまでの各エリアの建造物群で、主にファサードを改修した。さらに、レロイ通りの歩道と中央分離帯の改修も行い、より美しい景観へと整備された。
建造物群のファサードは、外壁に付着した苔やツタを取り除き、屋根や外壁を街並み全体と調和のとれた一体感のある色へとペンキを塗り直した。2階部分の看板などについては、上層階の窓を塞がないよう再配置された。レロイ通りの両脇の歩道や、中央分離帯の石畳と花壇も改修し、花崗岩のタイルで美しく舗装された。
同市建設局は、レロイ通りを市中心部の主要幹線道路の一つと位置付けている。レロイ通りでは、大規模なイベントが頻繁に開催されており、国内外から多くの観光客が訪れる「市の顔」となっている。
レロイ通りは、19世紀末から20世紀初頭にかけて、ボナール(Bonard)大通りの名称で親しまれていた。ボナール大通りは、その頃から経済活動が発展しはじめ、サイゴンの経済の中心地となっていった。1955年には、当時のベトナム共和国政権がレロイ通りへと改称し、現在もその名称が使われている。

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