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「人民武装部隊の英雄」の称号を持つラ・バン・カウ大佐が24日、老衰のためハノイ市の第108軍隊中央病院で死去した。94歳だった。同氏は、フランス統治下の対仏抗戦期の1950年に起きた「秋冬の国境戦役」におけるドンケー要塞の戦いでの不滅の戦功で知られている。
ハノイ市キムリエン街区人民委員会のレ・ティ・キム・フエ主席やカウ氏の家族によると、カウ氏は24日午前11時9分に息を引き取った。現在、遺族は各関係機関と協力して葬儀の準備を進めており、詳細な日程は後日発表される予定だ。
カウ氏は1932年に東北部地方カオバン省チュンカイン郡の貧しい農家に生まれた。同氏は少数民族タイー(Tay)族で、1948年に軍に入隊。ベトナム共産党員として76年の党員歴を持ち、対仏抗戦では大小29の戦闘に参加した。
中でも有名なのは、1950年のドンケー要塞での戦いだ。敵軍のトーチカ(防御陣地)を爆破する任務中に銃弾で右腕を撃ち砕かれながらも、「命ある限り戦う」という強い意志のもと、仲間に負傷した腕を切り落とすよう頼み、残った腕で爆薬を抱えて突撃し、トーチカを破壊して部隊を勝利に導いた。
この勇敢な行動により、カウ氏は1952年5月19日に故ホー・チ・ミン主席から、全国で最初の7人のうちの1人として「人民武装部隊の英雄」の称号を授与された。1996年に退役してからは、ベトナム祖国戦線中央委員を務めるなど社会活動に積極的に参加し、模範的な生活を送りながら若者への愛国心教育に尽力した。

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