![]() (C) ダクラク省人民委員会 |
南中部地方ダクラク省人民委員会は28日、同省のエアソー(Ea So)自然保護区を「エアソー国立公園」に格上げする決定を下した。これにより、同国立公園はベトナムで37か所目の国立公園となり、ダクラク省は国内で最も多い3か所の国立公園を擁する地方となった。
エアソー国立公園は同省エアクノップ村(xa Ea Knop)に位置し、総面積は約2万7000haに上る。このうち厳正保護区が全体の8割以上となる約2万1700haを占め、生態系回復区が約4100ha、サービス・行政区が約1160haとなっている。
また、同省と南中部地方ザライ省の5つの村にまたがる1万8200ha余りが緩衝地帯(バッファゾーン)に指定されている。
1999年に設立された同保護区は、標高140mから1000mの地域に位置し、常緑樹林や半落葉樹林、フタバガキ林、自然草原といった多様な生態系を維持している。絶滅危惧種を含む動植物の保護だけでなく、複数の滝や渓谷などの自然景観を活かしたエコツーリズムの発展や、周辺住民の生活向上、水源の維持に寄与することが期待されている。
首相決定第895号/2024/QD-TTgで承認された2021~2030年国家林業計画および2050年までのビジョンによると、ベトナムではエアソーを含む7か所の保護区を国立公園に格上げする方針が示されている。この格上げが完了すれば、ベトナムの国立公園は41か所となり、全国的な自然保護ネットワークがさらに拡大する見通しだ。
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