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2025年は、ベトナム戦争終結から50年、越米国交正常化から30年の節目の年に当たる。
2023年9月、ジョー・バイデン大統領(当時)がベトナムを公式訪問し、グエン・フー・チョン書記長(当時)と会談した。双方はこの場で、両国関係を包括的パートナーシップから包括的・戦略的パートナーシップへと格上げした。
国交正常化から30年を経て、両国は信頼を築き、あらゆる分野での友好国となった。両国関係は、包括的・戦略的パートナーシップの真の精神を表すように、より深く、より広く、力強く発展している。
国交正常化の5年前の1990年から2025年まで、35年にわたる越米関係の歩みを振り返る。
1990年9月29日
グエン・コー・タック外相(当時)とジェイムズ・ベイカー国務長官(当時)、ベトナム戦争終結を約した1973年のパリ協定(ベトナム和平協定)後、初の越米首脳会談(ニューヨーク)。
1991年7月1日
行方不明兵(MIA)の捜索を目的として、ハノイ市に初の米国政府オフィスを設立。
1991年11月11日
米国、米国人(観光客、退役軍人、ジャーナリスト、ビジネスマン)に対してベトナムへの渡航禁止令を解除。
1992年12月14日
ジョージ・H・W・ブッシュ大統領(当時)、米国企業のベトナム駐在員事務所の設立を許可。
1993年4月25日
米国企業がベトナムに初めて駐在員事務所を設立。ベトナム・米国貿易投資コンサルティング社(VATICO)。
1994年2月3日
ビル・クリントン大統領(当時)、対ベトナム禁輸令を解除。
1995年1月28日
ハノイ市及びワシントンD.C.に相互の連絡事務所を設立。
1995年7月11日(ベトナム時間12日)
越米国交正常化。ボー・バン・キエット首相(当時)とビル・クリントン大統領(当時)。