統計総局の発表によると、7月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.4%上昇し、前年同月からの上昇率は7.5%となった。6月はそれぞれ前月比0.4%、年間7.6%だった。物価上昇の要因としては、前月比で0.8%上昇した住宅・建築分野と0.6%上昇した飲料・タバコ類が牽引した。一方、通常上昇幅の大きい食料品は前月比0.4%の上昇にとどまり、通信費は前月から動きがなかった。
地方別の上昇幅は、南部ヴィンロン省が全国で最も高く0.9%、続いてビンズオン省で0.7%上昇したが、ハノイは0.5%、ホーチミン市は0.3%だった。
この他、米ドルは前月の99.8%、金価格は96.9%の水準と小幅ながら下落した。