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- ASEAN主要5か国で販売増加率トップ
- ベトナムではHV車販売台数が大幅増
- カムリ・ハイブリッドなどが成長後押し
2025年1~3月期におけるASEAN主要5か国の新車販売台数の統計によると、ベトナムの新車販売台数は前年同期比+24%増加して、増加率で首位に立った。
新車販売台数の統計は、◇インドネシア、◇タイ、◇マレーシア、◇ベトナム、◇フィリピンの東南アジア主要国5か国のデータをまとめたもの。ベトナムに関するデータは、ベトナム自動車工業会(VAMA)が発表したVAMA加盟企業およびVAMA非加盟企業を合わせた新車販売台数(TCモーター=TC Motorおよびビンファスト=VinFast含まず)の統計が使用されている。
ベトナムでは、同期のハイブリッド車(HV)の販売台数が前年同期比+80%増の2562台となり、すべてのセグメントで最も大きな成長を遂げた。特に、トヨタの「カムリ・ハイブリッド」とスズキの「XL7ハイブリッド」の2モデルが成長を後押しした。
また、商用車は同+22%増の1万5445台、トラックも同+21%増の1万3400台となり、いずれも大幅な増加を達成した。
ビンファストとTCモーターの販売台数を加えると、ベトナムの新車販売台数は11万8813台となり、フィリピンの11万7074台を上回ることになる。なお、同期の5か国の新車販売台数は前年同期比▲1.7%減の73万2898台と小幅な減少となった。