ハノイで26日に開催された負傷事故防止に関する会議で、事故による負傷がもとで病気や死亡に至るケースが非常に多いことが指摘された。事故による負傷が原因で死亡した人の数は、伝染病による死亡者数の約3倍に上り、18歳以下においては死亡原因のトップとなっている。
また過去5年間のデータによると、交通事故による死亡事故件数は年間平均約1万2000件で、負傷による死亡者数のおよそ半分が交通事故によるものである。
政府は2002-2010年度の負傷事故防止政策で、監視制度の強化や交通事故防止に関する教育プログラムの実施などを定め、事故防止に努めている。