香港上海銀行(HSBC)によると、ベトナムの2014年5月の製造業購買担当者指数(PMI)は52.5で、2011年4月以降の最高値を記録した前月から▲0.6ポイント低下したものの、9か月連続で業況判断の分岐点である50を上回った。
HSBCは、需要の回復により製造業が全体的に力強い回復を見せていると評価している。新規受注は6か月連続で増加しており、これを受けて生産量も8か月連続で増加し続けている。一方、過積載トラックに対する取り締まり強化の影響により輸送コストが上昇したことから、投入コストが9か月連続で増加した。しかし、製造業者は販売価格の維持に努めている。