香港上海銀行(HSBC)によると、ベトナムの2014年7月の製造業購買担当者指数(PMI)は51.7で、前月から▲0.6ポイント低下したものの、11か月連続で業況判断の分岐点である50を上回った。
新規受注は8か月連続で増加しており、これを受けて生産量も10か月連続で増加した。だが、新規受注の伸び率が今年2月以降で最も低くなっており、また各企業が従業員の新規採用に難航していることから生産量の拡大が抑制された。
専門家は、海外需要の回復で海外からの受注が増加しており、企業の求人数も増えていることから、来月以降も海外からの受注と企業の雇用需要は増加していく見込みだとしている。