香港上海銀行(HSBC)発表のデータによると、ベトナムの2014年3月における製造業購買担当者指数(PMI)は、2月の51.0から+0.3ポイント上昇し、51.3となった。PMIは7か月連続で業況判断の分岐点である50を上回っており、製造業が持続的に成長していることが窺える。
新規受注はこの5か月で最も高い水準に達しており、生産量も6か月連続で増加している。一方、7か月連続で増加していた従業員数は減少に転じた。また、原材料価格は供給不足により3か月連続で上昇しているが、世界市場での商品価格の低下を受けて、上昇率は減速している。