香港上海銀行(HSBC)発表のデータによると、ベトナムの2014年3月における製造業購買担当者指数(PMI)は、2月の51.0から+0.3ポイント上昇し、51.3となった。PMIは7か月連続で業況判断の分岐点である50を上回っており、製造業が持続的に成長していることが窺える。
新規受注はこの5か月で最も高い水準に達しており、生産量も6か月連続で増加している。一方、7か月連続で増加していた従業員数は減少に転じた。また、原材料価格は供給不足により3か月連続で上昇しているが、世界市場での商品価格の低下を受けて、上昇率は減速している。

・ 11月製造業購買担当者指数、前月比+1.1ポイントの52.1、7月以降で最高 (2014/12/09)
・ 10月製造業購買担当者指数、前月比▲0.7ポイントの51、新規・海外受注増加 (2014/11/04)
・ 9月製造業購買担当者指数、前月比+1.4Pの51.7、4か月ぶりに上昇 (2014/10/06)
・ 8月製造業購買担当者指数、前月比▲1.4Pの50.3、過去11か月で最大の減少幅 (2014/09/04)
・ 7月製造業購買担当者指数、前月比▲0.6P の51.7、11か月連続の50超え (2014/08/05)
・ 6月製造業購買担当者指数▲0.2Pの52.3、10か月連続の50越え (2014/07/03)
・ 5月製造業購買担当者指数は▲0.6P下落の52.5、9か月連続の50越え (2014/06/05)
・ 4月製造業購買担当者指数、過去最高の53.1、前月比+1.8P上昇 (2014/05/07)

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