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日本政府観光局(JNTO)が発表した統計によると、2022年12月の訪日ベトナム人の数は前年同月の約85.2倍に相当する2万8200人だった。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行以前の2019年同月比では▲7.9%減。
2022年通年では、前年比約10.7倍の28万4100人。2019年比では▲42.6%減となった。
2022年12月の訪日外国人の数は前年同月の約113.4倍、2019年同月比▲45.8%減の137万人。2022年通年では前年比約15.6倍、2019年比▲88.0%減の383万1900人だった。
日本政府が6月より観光目的の⼊国受け⼊れ再開や段階的な水際措置の緩和を行い、10月からは個人旅⾏の受け⼊れや査証免除措置の再開などを実施したことを受け、2022年通年の訪日外国人の数は顕著な回復傾向が⾒られたが、2019年比では10%程度にとどまっている。
ベトナム人が日本からベトナムに入国する際は入国から10日目までの自主的な健康観察などが求められることや、1月のテト(旧正月)休暇を控えて海外旅行需要が低下していることなどがあるものの、紅葉やスノーコンテンツを扱う訪日旅行商品への底堅い需要もあり、訪日ベトナム人の数は回復傾向が見られた。