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- 韓国在留ベトナム人、中国に次ぐ多さ
- 特定活動ビザ、ベトナム人1万人超
- ベトナムから韓国への帰化者2951人
韓国法務省出入国・外国人政策本部はこのほど、「出入国・外国人政策統計月報」を発表した。
2024年12月末時点での韓国在留外国人は265万0783人で、前年比+5.7%増加した。内訳を見ると、90日以上滞在し外国人登録をしている外国人は同+8.5%増の204万2017人で、うち在外同胞などは同+3.8%増の55万3664人。90日未満の短期滞在外国人は同▲2.7%減の60万8766人となっている。
国籍別では韓国系中国人を含む中国(95万8959人)が最も多く、これにベトナム(30万5936人)、タイ(18万8770人)、米国(17万0251人)などが続いた。
就業資格を持つ外国人は57万0759人で、うちベトナム人は7万7075人と、中国(9万5130人)に次ぐ多さだった。
国が強化を図る分野において専門的な知識や技術を持つ外国人に与えられる「特定活動」ビザを持つベトナム人は、国籍別で唯一1万人を超え、1万1465人だった。内訳は「一般機能人材」が5196人、「熟練機能人材」が4073人、「専門人材」が2023人、「準専門人材」が173人となっている。
韓国人の配偶者となっている外国人は、同+3.7%増の18万1436人。4万1779人のベトナムは韓国系中国人を含む中国(6万0681人)に続く多さで、うち3万6754人は女性だった。
一方、留学や語学研修などを含む留学生数は合計26万3775人で、同+16.5%増加した。ベトナム人は最多の9万6957人。これに韓国系中国人を含む中国(7万5149人)が続く。ベトナム人は韓国語研修(5万5596人)と留学(4万1359人)が多く、外国語研修が2人となっている。
2024年における韓国への帰化者は1万1009人。うちトップは6249人の中国で、ベトナムはこれに続く2951人だった。ベトナム人帰化者は2022年に4427人、2023年に3803人と減少が続いている。