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- 韓国在留外国人273万2797人
- 就労資格を持つベトナム人9万7653人
- 留学生のベトナム人10万6219人
韓国法務省出入国・外国人政策本部はこのほど、「出入国・外国人政策統計月報」を発表した。
2025年6月末時点での韓国在留外国人は273万2797人で、前年同期比+4.6%増加した。90日未満の短期滞在外国人は同▲3.9%減の62万0403人となっている。
国籍別では韓国系中国人を含む中国(97万2176人)が最も多く、これにベトナム(34万1153人)、米国(19万6664人)、タイ(17万3710人)などが続いた。
就労資格を持つ外国人は61万4450人で、うちベトナム人は9万7653人と、中国(9万2526人)を超えトップとなった。
国が強化を図る分野において専門的な知識や技術を持つ外国人に与えられる「特定活動」ビザを持つベトナム人は、国籍別で唯一1万人を超え、1万3212人に上った。内訳は「一般機能人材」が6133人、「熟練機能人材」が4569人、「専門人材」が2332人、「準専門人材」が178人となっている。
韓国人の配偶者となっている外国人は、同+3.6%増の18万4581人。ベトナムは韓国系中国人を含む中国(6万0728人)に続いて多く(4万2765人)、うち3万7465人は女性だった。
一方、留学や語学研修などを含む留学生数は合計27万6712人で、同+17.2%増加した。ベトナム人は最多の10万6219人と10万人を超えている。これに韓国系中国人を含む中国(7万2212人)が続く。ベトナム人は韓国語研修(5万8589人)と留学(4万7628人)が多く、外国語研修が2人となっている。
2025年1~6月期における韓国への帰化者は5204人、うちトップは2889人の中国で、ベトナムはこれに続く1230人だった。