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- 4月PMI、前月比▲4.9低下の45.6
- 23年5月以来最も深刻な業況悪化示す
- 24年12月以降3か月連続で50下回る
米国のS&Pグローバル(S&P Global)が先般発表した2025年4月のベトナム・PMI(製造業購買担当者指数)は45.6となり、前月の50.5から▲4.9ポイント低下した。これは、2023年5月以来最も深刻な業況悪化を示している。
PMIは、50を判断の分かれ目としてこの水準を上回る状態が続くと景気拡大、逆に50を下回る状態が継続すると景気減速を示す。
ベトナムのPMIは、2024年9月に台風3号(アジア名:ヤギ、日本では台風11号)の影響により50を下回ったものの、10月と11月は50を超えた。しかし12月には再び50を割り、以降3か月連続で50を下回っていた。3月に再び50以上を回復した。