ホーチミン市観光局は観光サービスの基準を制定し、現在市内で観光に関わる小売業、レストラン業などの各種サービス業に対し査定作業を実施している。
これは2005年の外国人観光客数目標(10%~20%増)達成に向け実施されるもので、各種サービスの基準を示すことにより外国人旅行客への利便性を高めるとともに、旅行・観光関連業の発展とベトナム観光の質を向上させる目的で行われる。
同市観光局のTran Thi Hanh副局長は、同局の定めた基準に合格した施設・店舗については同局のホームページや、一般向けにも公表すると述べ、まずは2004年中試験的に観光サービス業、お土産屋などの小売業を対象に基準にもとづき査定してゆく方針で、2005年にはこの結果を活かしレストラン業、エンターテイメント業、美容業など他の業種にも対象を広げてゆく計画。
しかし、同局の査定基準について既にいくつかの疑問が出されている。それは同局の査定基準では店舗の最低面積は50m2、駐車スペースがあることとなっておりDong Khoi通り、Le Loi通り、Nguyen Hue通りの観光客を対象としたショップでは小規模店舗が多く、面積に関する基準を達成できないところがほとんどだというもの。また小売業販売員に関しても販売業務の訓練を受けたものとなっているが、販売員の多くが1ヶ月100万ドン程度の給料で雇われ、経験もほとんどない者が多くこの基準に達する店舗は限られるため、現実的でないと言った意見も出されている。
観光局では現在各業種からの査定依頼を無料で受け付けており、2005年1月には第1回ホーチミン市観光局基準合格の施設・店舗リストが公表される見通し。

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