ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

アジアで最も魅力的なゴルフリゾートの地、ベトナムが頂点に

2017/10/17 14:38 JST配信
(C) Nguoi Lao Dong
(C) Nguoi Lao Dong

 ゴルフ雑誌「アジアゴルフ」を刊行するアジアパシフィックゴルフグループ(APGG)は12日、アジア太平洋地域で最も魅力的なゴルフリゾート地をオンライン投票で選定する「アジアゴルフアワード2017」で、ベトナムが最多の票を獲得したと発表した。

 4月1日から6月30日までの3か月間にわたるオンライン投票でベトナムは10万4000票を獲得し、マスメディアやプレーヤーからはベトナムの国やゴルフ施設を称賛する声が多く寄せられた。

 また、APGGのマイク・セバスチャン社長は「ベトナムほどゴルフ市場が急成長した国はほかにない。ベトナムによりアジアグルフアワード2017は大きくイメージアップされ、域内外から多くのゴルフプレーヤーのサポートを得ることができた」とコメントした。

 現在ベトナムは、ハノイ市や南中部沿岸地方ダナン市ホーチミン市をはじめとして南北を結ぶ2000kmに及ぶ沿岸地域に約40か所のゴルフ場を有し、2017年から2018年にかけて新たに開業を予定しているゴルフ場も多数ある。

 ベトナムのゴルフ場は世界トップのゴルフ場デザイナーによる設計で、国際水準のゴルフ場となっている。その代表が地場BRGグループ(BRG Group)がハノイ市ソンタイ郡ドンモー村で運営する36ホールのゴルフ場「BRGキングス・アイランド・ゴルフ・リゾート(BRG Kings Island Golf Resort)」だ。

 同ゴルフ場を設計したのは米国オハイオ州コロンバス出身のプロゴルファーで、日本では「帝王」と呼ばれ1960年代から1990年代にかけて活躍したジャック・ニクラス氏の息子、ジャック・ニクラス2世。ジャック・ニクラス2世は、ジャック・ニクラス氏率いるニクラス・デザイン社(Nicklaus Design)の社長を務めている。

 アジアゴルフ誌によると、ベトナム国内のゴルフプレーヤーは3万~3万5000人いるとされ、今後も増えると見込まれている。また、日本や韓国、米国、フランス、英国をはじめとする海外からもゴルフ旅行でベトナムを訪れる人が増え続けている。ゴルフ市場の成長は雇用創出にも繋がっており、ベトナムの社会経済の発展にも大きく寄与している。

 アジアゴルフアワード2017の授賞式は11月16日にダナン市で開催される。

【関連記事】

アジア太平洋のゴルフコーストップ100、ベトナムから8コース選出 (2023/06/10)
ベトラベル航空、ゴルフ観光協会とゴルファー輸送で協力 (2022/05/18)
VGS、ゴルフ関連サービス開発でT99と事業提携 (2021/12/31)
トゥアティエン・フエ省:ゴルフ場・リゾート建設へ、首相が原則承認 (2021/01/08)
ベトナムゴルフ観光協会が設立、国内のゴルフツーリズム推進 (2019/04/12)
ハノイ:「ゴルフの帝王」の息子が設計、ゴルフ場オープン (2017/07/18)
国内唯一の日系資本ゴルフ場、ハイフォンに誕生へ (2017/06/28)
ビンG、11省・市でホテル・ゴルフ場・リゾート・SC計15施設を一斉開業 (2017/05/05)

[Ha Thanh, Nguoi Lao Dong, 13/10/2017 07:51,T].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ビンEVタクシー、フィリピンのダバオでサービス開始 (15:31)

 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社で、配車サービス「サインSM(X

改正民間航空法、低空域の航空輸送を初めて制度化 無人機活用へ (15:11)

 国会でこのほど可決された改正民間航空法(2026年7月1日施行)では、「低空域の航空輸送」という概念が法制度に初めて導入された。  これは、無人航空機(UAV)や新世代の飛行体を活用した次世代航空輸送モデル...

韓国アリエックス、地場投資大手VIGなどと合弁会社設立 (14:51)

 ベトナムを中心に国際決済・データインフラ事業を展開する韓国系アリエックス・ベトナム(Alliex Vietnam)は、グローバルデジタル金融グループのゴータイム(GoTyme)および地場ベトナム・インベストメンツ・グル...

湖の上の「越僑集落」、カンボジアから帰国した人々の暮らし (14日)

 東南部地方ドンナイ省ディンクアン村のスオイコー地区に面するチアン湖では、カンボジアから帰国した越僑(在外ベトナム人)150世帯以上が、電気も上水道もない水上家屋で暮らし、網漁で日々の生計を立てている。...

改正投資法、条件付き事業を削減 電子たばこの製造販売も禁止 (14:28)

 国会でこのほど可決された改正投資法では、行政手続きの簡素化や条件付き事業分野の削減など、投資環境の改善を目的とする多くの改革が盛り込まれている。  同法は7章52条と4つの付録から構成される。2026...

越系米国人のスタートアップ、「AIグラス」で660万USD調達 (13:45)

 米国ハーバード大学の卒業生で、ベトナム系米国人のアインフー・グエン(AnhPhu Nguyen)氏と友人のケイン・アルデイフィオ(Caine Ardayfio)氏が設立したスタートアップ企業「ミラ(Mira)」は、新型人工知能(AI)グ...

オートリブ、クアンニン省にエアバッグクッション生産工場を開設 (13:05)

 自動車安全システムを提供するスウェーデンのオートリブ(Autoliv)はこのほど、東北部地方クアンニン省のアマタシティ・ハロン工業団地の新事業所でオープニングセレモニーを開催した。  式典には、在ベトナ...

ベトナム、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)に加盟 (6:02)

 国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は15日、ベトナムが11月7日付けで所定の手続きを完了し、IRENAに加盟したと発表した。  IRENAへの加盟は、再生可能エネルギーの拡大やエネルギー転換、グリーン成長を重...

ベトナムとキプロス、二重課税防止協定を締結 (6:02)

 キプロスの首都ニコシアで15日、ベトナム財政省とキプロス財務省が、所得に対する二重課税防止・租税回避防止に関する協定を締結した。  同協定は、両国間における課税権の合理的な配分を確保し、国際基準...

ハノイ:旗艦映画館「ギャラクシー・シネX」がオープン (5:57)

 ギャラクシー・スタジオ(Galaxy Studio)は15日、北部市場への進出戦略の一環として、同社にとってハノイ市初となる旗艦映画館「ギャラクシー・シネX・ハノイセンター(Galaxy CineX - Hanoi Centre)」をオープン...

ホーチミン:26年3月からバス運賃改定、メトロとの共通券導入へ (5:50)

 ホーチミン市は、2026年3月1日から市内路線バスの運賃を改定するとともに、バスと同市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)の共通乗車券を初めて導入する方針だ。同市建設局が同市人民委員会に...

SBI、ベトナムのインシュアテックスタートアップに出資 (4:48)

 SBIホールディングス株式会社(東京都港区)は、同社グループが運営するSBI-NTUキョウボ・デジタルイノベーションファンド(SBI-NTU-Kyobo Digital Innovation Fund、シンガポール)を通じて、ベトナムのインシュア...

伊藤忠ロジスティクス、新会社をホーチミンに設立 (4:35)

 総合物流業の伊藤忠ロジスティクス株式会社(東京都港区)は、ベトナムにおけるグローバルサプライチェーン需要の拡大に対応すべく、100%子会社「伊藤忠ロジスティクス・ベトナム(ITOCHU LOGISTICS (VIETNAM)=I...

コンベヤのJRC、ベトナム子会社をフンイエン省に設立へ (3:00)

 コンベヤや環境プラント、ロボットSIなどの事業を手掛ける株式会社JRC(大阪府大阪市)は、同社100%出資のベトナム子会社を北部紅河デルタ地方フンイエン省に設立する。  ベトナム子会社「JRCベトナム(JRC V...

ベトジェットエア、運賃最大100%割引キャンペーン 3日間限定 (2:31)

 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、年末の旅行シーズンに合わせて、12月17日(水)午前0時から19日(金)23時までの3日間限定で、すべてのベトナム国内線

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved