![]() (C) Bamboo Airways. |
国内外のメディアによると、地場不動産会社FLCグループ[FLC](FLC Group)が全額出資するバンブー航空(Bamboo Airways)は、米国のドナルド・トランプ大統領が米朝首脳会談でベトナムに滞在している間に、ボーイング 787型機10 機の購入契約を締結する方針だという。契約額は30億USD(約3320億円)に上る。
これに先立ち、米連邦航空局(FAA)は今年2月中旬、ベトナムが国際民間航空機関(ICAO)の安全基準レベル「カテゴリー1」を満たすと認定。これにより、ベトナムの航空会社各社は米国への直行便就航が可能となり、各社が運航開始に向けた準備を進めている。バンブー航空も早ければ年末にも米国への直行便を就航する計画だ。
バンブー航空の代表者は、ロイター紙の取材に対し、「ボーイング 787型機10機を新たに購入する方針だ。これは昨年6月に購入契約を締結したボーイング機20機(契約額56億USD=約6200億円)とは別であり、今回の追加発注により、バンブー航空はボーイング機を計30機保有することになる」と語った。