![]() (C)Sai Gon giai phong ![]() |
グエン・スアン・フック首相が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対策の徹底を条件に一部の業種の営業再開を認める首相指示第19号/CT-TTgを公布したことを受けて、観光業者も営業再開の準備を開始した。
アウトボックス・コンサルティング(Outbox Consulting)社は、各観光会社にまず国内観光市場を優先するよう勧めている。観光客にはまだ新型コロナ感染症への懸念がある上、感染症の影響で収入が減少しているためで、近場で短期間、低価格の観光商品に関心が向くと分析している。
一部の観光会社は、グループや団体向けのツアーなどに代えて個人向け観光商品に重心を移す必要があるとの見方を示す。例年なら夏の観光旅行は家族連れで長期が主流だが、今年は学校の夏休みがなくなる可能性があり、短期の旅行がメインになると予想する。
ホーチミン市人民委員会はこのほど、観光業界向けの感染防止安全評価基準を発表した。基準は10項目(1項目10点)あり100点満点で評価する。80点以上でなければ営業が認められないとしている。
>> 5月の訪日ベトナム人は10人未満、前年同月比▲100%減 コロナ禍の影響続く (2020/06/18)
>> ホーチミン:新型コロナで休業した旅行会社の6割が営業再開 (2020/05/26)
>> 「安全な旅行先」でベトナム観光を売り込み、10-12月から海外市場の回復目指す (2020/05/12)
>> 世界遺産フエ、観光地の入場料を半額に 観光復興へ (2020/05/09)
>> 「観光客は新型コロナの情報発信禁止」観光総局が規定を廃止 (2020/05/05)
>> 飲食店の営業再開可能に、不要不急の施設は引き続き休業―首相指示第19号 (2020/04/27)
>> ホーチミン:中小規模の旅行会社の90%が臨時休業、新型コロナで (2020/04/13)