ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

【第70回】ベトナム主婦の料理習慣 - 6,000枚の写真からの調査結果

2023/09/27 12:45 ICT配信

ベトナムでは非常に多様な地場料理が楽しめる一方、最近では海外の様々な料理が楽しめるようになっています。一方でベトナムの家庭では日常的にどのような料理を作っているのでしょうか?本調査のため、週に5回以上料理をしている300人のベトナム主婦から6,000枚以上の食事の写真を集め、詳細な分析を行いました。一週間にわたり、これらの主婦たちは自分たちの料理の写真を撮影してもらい質問に回答してもらう形でベトナム人主婦の調理事情について調査を行いました。

圧倒的人気のベトナム料理

調査対象者が作った食事の96%がベトナム料理でした。さらに、84%の女性は一週間を通してベトナム料理だけを作っていました。外食では様々な国のレストランが人気を博している一方で、調理に関しては圧倒的にベトナム料理中心です。20代と30代の女性やホーチミン在住の主婦はよりベトナム料理以外のメニューを調理する傾向が少なくないものの、年配者やハノイとなるとベトナム料理中心の調理習慣となっています。

調理習慣や人気の調味料は

調査対象の主婦たちは平均で1日に3.2回料理をしており、週末となるとより多くの時間をかけて両意を用意しています。共働きの人が多く忙しいこともあり、平均調理時間は62分でした。特に「栄養」「料理のしやすさ」「家族の好きなメニュー」などを念頭に料理内容を決めているようで、スープ・揚げ物・煮物などが特に人気です。また、週末は「家族のご褒美」を意識するなどより多くの料理を時間をかけて準備しているようです。

また料理においては様々な調味料が利用されており、特にベトナムの魚醤「ヌックマム」は、料理の37%で使われおり、調査期間中には全ての人が利用していました。スープパウダー、玉ねぎ、にんにく、砂糖、コショウなどの調味料も非常に人気があります。MSGは75%のユーザが1週間のうちに利用しているなど浸透度が高いのに対して、マヨネーズは26%、ケチャップは21%などとかなり利用に差があります。

栄養と便利さに対する考慮

これらのデータを見るとベトナム人主婦が非常に自国の料理の調理頻度が非常に高いことや、ヌックマムなどの地場調味料に依存していることがわかってきました。外食生活においては多様な調理が楽しめるようになっているのとは非常に対照的に感じます。一方で今後外食経験からの海外料理への関心や、料理サイトなどの充実、冷凍食品や中食などの浸透によって少しずつ調理生活も若者を中心に変化していくのではないでしょうか。

著者紹介
株式会社Asia Plus代表取締役社長 黒川賢吾

株式会社Asia Plus ( www.asia-plus.net )代表取締役社長。
NTT、ソニー、ユニクロにて海外マーケティングを担当。
2014年にAsia Plusを設立しベトナムマーケットリサーチサービス
「Q&Me( www.qandme.net )」を展開中


統計から見るベトナム
その他の記事はこちら>
© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースと自社過去記事を参考に記事を編集・制作しています   利用規約   免責事項
新着ニュース一覧
鹿島道路、ベトナム交通運輸大学と包括協力覚書を締結 (11:30)

 鹿島建設株式会社(東京都港区)の子会社である鹿島道路株式会社(同)は、ベトナムの交通運輸大学(UTC)との協力関係を発展させるため、9月中旬に同大学と包括的な協力覚書(MoU)を締結した。今回の覚書は、ベトナム...

Seta Engineering、ベトナム企業と独占業務提携 技術者不足解消へ (10:10)

 設計受託や建設設計・デジタルトランスフォーメーション(DX)支援などを手掛ける株式会社Seta Engineering(東京都世田谷区)は、地場人材・技術支援企業であるワークステーション(WORK STATION、ハノイ市)との独...

世銀、ベトナムの26年GDP成長率予測+7.4%に上方修正 (4:42)

 世界銀行(WB)は、6日に公表した東アジア・太平洋地域(EAP)に関する最新の経済見通しの中で、2026年のベトナムの国内総生産(GDP)成長率予測を前回から+1.1%pt上方修正し、同地域で最高となる+7.4%とした。2026...

両手足のない少女が掴んだ夢、デザイン専攻の短大生への道 (4日)

 生まれつき両手足がないホアイ・トゥオンさん(女性・2008年生まれ)は、左右の上腕を使って自力で文字の書き方や絵の描き方を学び、この9月からは短期大学でグラフィックデザインを学んでいる。  9月末のあ...

訪越のパナマ大統領とラム書記長が会談、海運などで協力深化 (4:09)

 トー・ラム書記長 兼 国家主席はハノイ市で6日、ベトナムを公式訪問中のパナマのホセ・ラウル・ムリーノ・キンテロ大統領と会談した。  両首脳は、貿易や農業、海運、港湾物流、航空など幅広い分野で協力を...

フォーチュン「アジアで最も影響力のある女性」、越から5人選出 (3:36)

 米経済誌フォーチュン(Fortune)はこのほど、「アジアで最も影響力のある女性(Most Powerful Women Asia)」2026年版を発表した。  14市場から選ばれた女性リーダー100人のうち、ベトナムからは不動産、乳業...

ビンファスト、二輪車販売で世界14位に躍進 2年で53位から急浮上 (3:32)

 バイク市場調査会社のモーターサイクルズデータ(Motorcycles Data)が発表した2026年1~8月期の二輪車世界販売データによると、不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC]

ホーチミン国際金融センター、フォーブス選出の若手人材を登用 (2:24)

 ホーチミン市ベトナム国際金融センター(VIFCホーチミン=VIFC-HCMC)はこのほど、米経済誌フォーブス(Forbes)の「アジアを代表する30歳未満の30人(30 Under 30 Asia)」に選出されたブイ・ドゥック・アイン(B...

独インフィニオン、ホーチミンに新拠点を開設 車載向け開発加速 (2:05)

 ドイツに本社を置く半導体メーカー「インフィニオン・テクノロジーズ(Infineon Technologies)」はこのほど、ホーチミン市タンソンニー街区(旧タンフー区)に新拠点を開設した。  同拠点は、南部における研究...

日本式かき氷専門店「WHITE TABLE」、ハノイにオープン (1:37)

 飲食店を展開する株式会社Pay it Forward(東京都墨田区)はこのほど、日本式かき氷専門店「WHITE TABLE」をハノイ市にオープンした。  同店舗は、東京・渋谷の人気かき氷店「茶房 オクノシブヤ」が監修を務...

訪日のクアン科学技術相、関文部科学大臣を表敬 先端技術協力強化 (0:47)

 日本を訪問したブー・ハイ・クアン科学技術相はこのほど、関芳弘文部科学大臣を表敬訪問した。  関大臣は、両国が「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向けた重要なパートナーであると述べた。双...

26年1~9月期の対外投資額、前年同期比3.3倍の27.7億USDに (7日)

 財政省傘下統計局(NSO)によると、2026年1~9月期のベトナムの対外投資総額(新規認可額と追加認可額の合計)は、前年同期の3.3倍の27億7000万USD(約4376億円)に達した。  このうち、新規認可件数は121件で、...

第19回国際天文学・天体物理学五輪、ベトナム代表全員メダル獲得 (7日)

 ハノイ市で開催された「第19回国際天文学・天体物理学オリンピック(IOAA 2026)」がこのほど閉幕した。ベトナム初開催となった今大会で、ベトナム代表として出場した10人の高校生全員がメダルを獲得し、金メダル...

アミューズメント施設「GiGO」、旧ハイズオン省に出店 (7日)

 アミューズメント施設や飲食店施設の企画・運営を手掛ける株式会社GENDA GiGO Entertainment(東京都港区)のベトナム現地法人であるGiGOベトナム(GiGO VIETNAM)はこのほど、アミューズメント施設「GiGO(ギーゴ)...

26年9月の訪越外国人、前年同月比+16.1%増 直近5年で最高水準 (7日)

 財政省傘下統計局(NSO)の発表によると、2026年9月の訪越外国人客数は前年同月比+16.1%増の約177万人となり、9月単月としては直近5年間で最高水準を記録した。  これにより、2026年1~9月期の累計訪越外国...

越日・日越辞書(8万語収録)
©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved