南中部沿岸地方のカインホア省とフーイン省の間にあるカー峠に計画されているトンネル建設で、日本のパシフィックコンサルタンツインターナショナル(本社・東京都多摩市、盛田祥太社長)はこのほど、トンネル建設に関する投資予備調査を終えた。これは26日に開かれたフーイン省と同社による会合の中で発表された。
カートンネルは上り下りそれぞれ2車線のトンネル2本からなり、共に各2車線。総事業費は2億米ドルと試算されている。同峠は今年5月に完成したダナン市とフエ省の間にあるハイバン峠と同様、交通の難所として知られている。