ベトナム香港上海銀行(HSBC)は8日、2012年4月におけるベトナムの製造業購買担当者指数(PMI)を初めて発表した。これによると、同月のPMIは前月比で0.5ポイント下落し、49.5ポイントとなった。9日付カフェエフが報じた。
製造業購買担当者指数(PMI)は景気動向を示す指標の一つで、ベトナム全国の製造業429社の購買担当者を対象に、生産意欲などをアンケートを実施して指数化したもの。PMIが50ポイントを超えると景気拡大を示し、50未満に下がると景気後退を示す。
同社のチン・グエン経済専門家は、国内の消費低迷や企業の在庫増加が同指数の低下の原因であるとコメントした。