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交通運輸省傘下のベトナム航空局(CAAV)によると、2019年1-9月期に国内航空会社5社で最も定時運航率が高かったのは、地場不動産会社FLCグループ[FLC](FLC Group)が全額出資するバンブー航空(Bamboo Airways)だった。同期における同社の運航便数は計1万2005便、うち定時運航便数は1万2380便、定時運航率は業界全体の平均85.5%を大きく上回る93.9%となっている。
2番目に定時運航率が高かったのは、ベトナムエアサービス社(VASCO)で、運航した9754便中、定時運航したのは全体の93.1%相当の9078便。続いて、ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は、定時運航率88.4%で、ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は82.8%の順。
同期間で定時運航率が最低だったのは、格安航空会社(LCC)ジェットスター・パシフィック(Jetstar Pacific Airways=JPA)。運航便2万7421便のうち、定時運航便数は2万1949便で、定時運航率は80.1%だった。
CAAVによると、遅延発生の主な原因は天候によるものだという。このほか、航空会社の技術や空港の設備の問題なども挙げられる。