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ハノイ市人民委員会は同市財政局に対し、市が補助金を支給する電動バスによる路線バス10路線の導入計画案を評価し、今月中に結果を報告するよう指示した。
この計画案は、同市交通運輸局が提案したもの。既に地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)が全10路線の運営を希望している。
VICは2019年中旬、子会社「ビンバス・エコロジー輸送サービス(Vinbus Ecology Transport Services)」を設立。運転手や車掌、マネージメントスタッフの育成が完了し、人材を確保している。
同市で展開する電動バスによる路線バス10路線では、電動バス150~200台や、スマートバス管制センター、充電システム、駐車場などの整備を予定している。同じくVICの子会社であるビンファスト(VinFast)が製造する、環境に優しい電動バスを使用する。