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ハノイ市に建設された都市鉄道(メトロ)2A号線(ドンダー区カットリン~ハドン区間)は、12日午前5時から全区間でシステム全体の試運転を開始した。これは本格的な運転開始を見据えた最終テストで、12月31日までの20日間にわたり試運転を行う。
今回の試運転では、本格的な運行を想定し、20日間連続で午前5時から午後11時まで終日車両を運行する。通常時間帯は6~7分間隔、ラッシュ時間帯には2~3分間隔で運行し、各駅では乗客の乗降のために30秒間停車する。車両の運行本数は通常時間帯が6本、ラッシュ時間帯が9本となる。
試運転の期間中は、全ての駅の制御室や券売所、ホームなどで係員が勤務するほか、電子案内板の表示やアナウンスも行う。
試運転の結果に基づき、2021年1~3月期にコンサルタントのコンソーシアムがシステム安全証明書を発給する予定。その後、事業主の交通運輸省が検分し、ハノイ市に事業の管理・運行を引き渡す流れとなる。