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グエン・バン・テー交通運輸相は、28日に開催された政府定例会合において、ハノイ市の都市鉄道(メトロ)2A号線(ドンダー区カットリン~ハドン区間)の安全性評価のため、フランス人専門家10人がベトナムに入国することを明らかにした。11月中旬まで滞在するという。
また、テー交通運輸相は、同案件の検分を12月中に完了させ、第12期共産党中央執行委員会の第12回会議(2021年1~3月期)までに稼働開始するよう尽力していると述べた。
情報筋によると、フランス系コンサルタント会社がメトロ2A号線の安全性評価に関する契約を引き受けているものの、交通運輸省と中国のゼネコンが竣工資料と技術書類を十分に提供していないため、評価を行うことができていないという。
メトロ2A号線は全長約13.1kmの高架鉄道で、12駅を設置。当初の投資総額は8兆7700億VND(約400億円)の予定だったが、18兆0020億VND(約820億円)へと引き上げられた。このうち77%は中国政府の政府開発援助(ODA)から拠出されている。