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国内最大手の鉄鋼メーカーホアファットグループ[HPG](Hoa Phat Group)の2021年1~3月期の粗鋼生産量は前年同期比+60%増の200万tで、台湾プラスチックグループ(フォルモサ・プラスチック・グループ=Formosa Plastics Group)傘下のフォルモサ・ハティン・スチール(Formosa Ha Tinh Steel Corporation=FHS)の162万tを超えてトップの座を奪った。
3月単月では、HPGの粗鋼生産量は前年同月比+56%増の70万tで、単月として過去最高を記録した。また、業界シェアは建設用鉄鋼が33.8%、鋼管が30.19%で、いずれもトップとなった。亜鉛めっき鋼板(トタン)のシェアは6%で、業界のトップ5に入った。
なお、南中部沿岸地方クアンガイ省ズンクアット経済区にある高炉一貫製鉄所の第2期について、投資総額は85兆VND(約4000億円)、施工期間は建設許可証の取得日から36か月となる。年産能力は560万tで、うち熱延鋼板(HRC)が460万t、棒鋼が100万t。