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- 建設・譲渡契約によるPPP方式で建設
- スオイティエン駅から行政センターを接続
- ロンタイン国際空港までの27kmを延伸
地場インフラ企業のドナコープ(DonaCoop)および投資ファンドのビナキャピタル(VinaCapital)の共同企業体(JV)は、東南部地方ドンナイ省人民委員会に対して、同省で建設中のロンタイン国際空港とホーチミン市を結ぶ都市鉄道(メトロ)の建設を提案した。
提案によると、プロジェクトの投資総額は約65兆VND(約3650億円)。建設・譲渡(BT)契約による官民パートナーシップ(PPP)方式で、全額民間資本により実施する方針だ。
路線案としては、ホーチミン市メトロ1号線の既存駅であるスオイティエン駅から、ドンナイ省チャンビエン街区に建設中の新行政センターまでの約6.5kmを接続する。その後、ロンタイン国際空港まで27km延伸する。また、行政センターから旧ビエンホア市(現チャンビエン街区)にも約5kmの支線を敷設する予定となっている。
ドナコープは都市開発やインフラ整備、農業、資源開発などを手掛けており、大規模住宅地「ロンフン都市区」や霊園「ビンハン公園」などのプロジェクトを展開している。
一方のビナキャピタルは2003年設立の資産運用大手で、投資信託やプライベートエクイティなどを通じ、国内外の投資家にサービスを提供している。