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インド最大手のオンラインレンタカー事業会社ズームカー(Zoomcar)は23日午後、ベトナム事業を24日から停止することを発表した。撤退の理由は、レンタカーサービス市場が多くの困難に直面しており、今後さらに複雑化すると予想されるためだ。
同社は、顧客や自動車所有者、サプライヤーパートナーに対する義務を完全に履行すると約束した。23日までに予約済みで、28日23時59分までに車両を返却するレンタカーの予約は有効となる。ただし、29日0時以降に車両を返却する場合は、予約が取り消される。
同社は2022年初めにホーチミン市でレンタカーサービスを開始した。また、ベトナム市場に2500万USD(約34億5000万円)を投資し、うち初年度に800万USD(約11億円)を投じる計画を立てていた。
ズームカーは、米国人のグレッグ・モラン(Greg Moran)氏とデイビッド・バック(David Back)氏が共同創業者として2013年に設立したスタートアップ企業で、インドやインドネシア、エジプトで時間や日、週、月単位で自動車をレンタルするカーシェアリング事業を展開している。