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- 半導体チップATP工場の第2期着工
- 国内初の国産技術による半導体工場
- 投資総額1億USD、今年Q4に稼働開始
地場CTグループ(CT Group)傘下のCTセミコンダクター(CT Semiconductor)はこのほど、東南部地方ビンズオン省で国内初となる国産技術による半導体チップ組立・テスト・梱包(ATP)工場の第2期を着工した。
同工場は、同省トゥアンアン市のCTグループハイテク開発センター内にある3万m2の敷地に位置し、投資総額は約1億USD(約144億円)。2025年10~12月中に稼働開始し、2027年には毎年約1億個の半導体チップを生産する見通し。
同社は、資本および売上高の10%超を研究開発(R&D)に投じ、先端技術の開発に注力。最新技術を活用した「Made by Vietnam」のチップ製造を通じて、国内半導体産業の競争力強化に貢献する方針だ。
また、工場はホーチミン市国家大学など複数の大学に近く、学生の実習や研究の拠点としても機能する見通しで、政府が掲げる10万人規模の半導体人材育成計画の推進にも寄与すると見られている。