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- 10月26日からコードシェア開始
- コードシェア便航空券は10月10日から販売
- 航空需要増加、24年は約190万人往来
ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)とシンガポール航空(Singapore Airlines)は、10月26日から共同運航(コードシェア)を開始する。これにより、両国を行き来する利用客は、フライトの選択肢が増えることになる。
提携により、HVNが運航するシンガポール~ハノイ/ホーチミン線は、シンガポール航空の便名(SQ)でも販売される。一方、シンガポール航空が運航するシンガポール~ハノイ/ダナン/ホーチミン線は、HVNの便名(VN)も付して運航する。コードシェア便の航空券は10月10日から両社の公式ウェブサイトおよび正規代理店で販売を開始する。
HVNのグエン・クアン・チュン計画開発部長は「この提携は、両社の協力の重要な節目で、当社の競争力や国際線ネットワークの強化、サービス品質の向上にもつながる」と述べた。
シンガポール航空のダイ・ハオユー上級副社長も「利用客の利便性向上だけでなく、観光や経済、さらには両国関係の発展にも寄与する」と強調した。
両国間の航空需要は増加しており、2024年の往来旅客数は約190万人、2025年1~7月期は前年同期比+5.7%増の120万人に達した。現在、HVNはシンガポール~ハノイ線を週7便、シンガポール~ホーチミン線を週18便運航しており、2025年1~8月期で約26万1000人を輸送した。