ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

ベトナム映画2本が日本で同時公開決定、「漂うがごとく」「ベトナムを懐う」

2019/02/18 15:35 JST配信
『ベトナムを懐う』(原題:Dạ cổ hoài lang/英題:Hello Vietnam), 配給:ムービー・アクト・プロジェクト, ©HKFilm
『ベトナムを懐う』(原題:Dạ cổ hoài lang/英題:Hello Vietnam), 配給:ムービー・アクト・プロジェクト, ©HKFilm 写真の拡大.
『漂うがごとく』(原題:Chơi Vơi/英題:Adrift), 配給:ムービー・アクト・プロジェクト, ©Vietnam Feature Film Studio1, Acrobates Film
『漂うがごとく』(原題:Chơi Vơi/英題:Adrift), 配給:ムービー・アクト・プロジェクト, ©Vietnam Feature Film Studio1, Acrobates Film 写真の拡大

 日越国交樹立45周年記念事業として2018年に日本4都市で開催された「ベトナム映画祭2018」の上映作品の中から、ベトナム映画2本が3月23日(土)より新宿K’s cinemaで同時公開されることが決まった。

 今回公開されるのは、社会主義国家であるベトナムでは珍しい女性視点の「性」を美しい映像で描いた「漂うがごとく(原題:Choi Voi)」と、ベトナム戦争時に世界中へ散っていったボートピープルたちの今を描いた「ベトナムを懐う(原題:Da Co Hoai Lang)」の2本。いずれも「ベトナムの現在地」を描き出す珠玉の作品となっている。

 「漂うがごとく」は、ハノイ市を舞台に、満たされない想いを抱えながら彷徨う現代のベトナム人女性を描いたもので、2009年に第66回ヴェネツィア国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞している。

 「ベトナムを懐う」は、コメディアンで俳優でもあるホアイ・リン(Hoai Linh)とチー・タイ(Chi Tai)が主演。監督は、「輝ける日々に (『サニー』ベトナム版)(原題:Thang Nam Ruc Ro)」と同じグエン・クアン・ズン(Nguyen Quang Dung)が務めている。

【関連記事】

ベトナム映画「チャン・クイン」、10月9日から日本公開 (2020/09/12)
ベトナム映画「俺たち替玉ブラザーズ!」、9月11日から日本公開 (2020/08/29)
「ベトナム映画祭2018in名古屋」が開幕、12月7日まで13作品上映 (2018/11/28)
「ベトナム映画祭2018in新宿」、11月10日開幕―13作品を上映 (2018/11/03)
「ベトナム映画祭2018in大阪」が開幕、計13作品を上映 (2018/10/10)
「ベトナム映画祭」第1弾が閉幕、落合賢監督とダブルウィッシュも舞台挨拶に登壇 (2018/09/11)
「ベトナム映画祭2018」、横浜で開幕―ベトナムフェスタin神奈川で無料上映も (2018/09/05)
「ベトナム映画祭2018」、横浜で9月1日から―大阪・東京・名古屋でも順次開催 (2018/08/25)

[2019年2月14日 ベトジョーニュース A].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
ベトナムの25年Google検索キーワードトップ10:ニュース編 (5:31)

 インターネット検索大手の米グーグル(Google)は、前年に比べて2025年にトラフィック数が急増した検索キーワードのトップ10「Year in Search 2025」を発表した。  ベトナムにおける2025年の「ニュース」ラン...

地場CTグループ、ASEAN最大級の低空経済センターを建設へ (12/31)

 地場CTグループ(CT Group)はこのほど、低空経済(Low Altitude Economy=LAE)の中核拠点となるセンターへの投資計画を発表した。  同センターの投資総額は約6兆VND(約360億円)、延べ床面積は約50万m2で、ホ...

ホーチミン市初の自転車専用レーンが完成、12月31日に運用開始 (12/31)

 ホーチミン市ビンチュン街区(旧トゥードゥック市)のマイチート(Mai Chi Tho)通りに建設されていた自転車専用レーンが約2か月の工期を経て完成し、12月31日に運用を開始した。同市では初の自転車専用レーンとな...

ホーチミンのベンタイン市場で半世紀以上愛されるチェー店 (12/28)

 チュオン・ティ・トゥエット・チンさん(女性・63歳)は、7~8歳のころからホーチミン市のベンタイン市場で母親のチェー(ベトナム風ぜんざい)の屋台を手伝っていた。そして、50年以上にわたり市場に身を置き、母...

クリエイト・キャピタル、ソブリンAIデータセンター網構築へ (12/31)

 クリエイト・キャピタルベトナム[CRC](Create Capital Vietnam)と米国サンフランシスコに拠点を構えるハイメーカー(HAIMAKER)は、ベトナム国内で総出力100MW規模のソブリン人工知能

未成年犯罪者に電子監視装置の装着義務、新政令 (12/31)

 未成年犯罪者に対する電子監視措置と社会復帰支援を規定する政令第333号/2025/ND-CPでは、未成年者が罪を犯した場合、電子監視装置の装着を義務付けると規定している。  同政令は2026年1月1日に施行される...

通話アプリ「Zalo」、利用規約改定で批判相次ぐ 当局が調査へ (12/31)

 商工省傘下の国家競争委員会は29日、通話やメッセージング、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のマルチプラットフォーム「ザロ(Zalo)」を運営する地場総合インターネットメディア運営大手

25年外交総括、経済外交で協定など約350件合意 (12/31)

 国際情勢が不安定化する中、ベトナムの経済外交は2025年に約350件の協定・コミットメントに合意した。これは、29日にハノイ市で開かれた2025年外交分野総括会議で発表されたもの。会議にはファム・ミン・チン首...

地場スタートアップのサオラテック、ドローンでの輸送実証に成功 (12/31)

 ドローン技術を手掛ける地場スタートアップのサオラテック(Saolatek)は29日、携帯端末販売を展開するジードンベト・テクノロジー(Di Dong Viet Technology)と連携し、ホーチミン市のサイゴンハイテクパーク(SHT...

農業環境省、農産物トレーサビリティシステムをお披露目 (12/31)

 農業環境省はこのほど、ベトナム農産物トレーサビリティシステムのお披露目式典を開催した。同システムは、農林水産物の生産・加工・輸送・流通のすべての過程で原産地情報の記録・管理・検索を可能にするデジ...

日本のベトナム人新規入国者数、25年1~6月期は17万人 (12/31)

 日本の法務省出入国在留管理庁が発表した2025年1~6月期における外国人入国者数及び日本人出国者数等に関する統計によると、同期の日本におけるベトナム人新規入国者数は前年同期比+1.3%増の16万9931人で、構...

日本の在留ベトナム人数66万人で過去最高更新、国籍別2位 (12/31)

 日本の法務省出入国在留管理庁が発表した2025年6月末時点における在留外国人数に関する統計によると、同時点の日本における在留ベトナム人数は66万0483人で、2024年末時点と比べて+4.1%増加し、過去最高を更新...

日本のベトナム人不法残留者数、国籍別で最多 半年で▲8.6%減 (12/31)

 日本の法務省出入国在留管理庁が発表した2025年7月1日時点における不法残留者数に関する統計によると、同時点の日本におけるベトナム人不法残留者数は1万3070人で、2025年1月1日時点と比べて▲8.6%減少した。 ...

電子労働契約に法的枠組み、26年から適用 人的資源管理のDX加速 (12/30)

 政府はこのほど、電子労働契約に関する政令第337号/2025/ND-CP(2026年1月1日施行)を公布した。これにより、デジタル環境における労働契約の締結・履行に法的根拠が整備され、人事管理のデジタルトランスフォー...

ビンEVタクシー、都市部向け小型EVバン配車サービス開始 (12/30)

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のビンファスト(VinFast)製電気自動車(EV)・電動バイクのレンタカー・タクシー会社で、配車サービス「サインSM

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved