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外国人の人材紹介・研修サービスを展開する株式会社明光ネットワークジャパン(東京都新宿区)は、ベトナムにおける外国語教育トップクラスであるハノイ大学と、「人材交流とベトナム国内における日本語教育の充実に関する協力連携協定(MOU)を締結した。
明光ネットが提供する外国人雇用支援サービス「MEIKO GLOBAL」において、ハノイ大学と連携して、日本企業に対するベトナム内での日本語教育の強化や優秀なグローバル人材の育成を行っていく。
ベトナムは、成長著しい東南アジア新興国の中でも特に今後の経済発展が期待されている国の一つ。拡大する市場性や生産コストの安さ、そして豊富で優秀な人材を求めて、1900社を超える多くの日本企業がベトナムに進出している。さらに、昨今のコロナ禍においても、ベトナムは感染の抑え込みに成功したこともあり、引き続き海外展開先として注目を集めている。
一方、日本国内においても、2020年12月末時点のベトナム人の全在留人数は44万8000人を数え、日本の労働市場を支えている外国籍としては中国に次ぐ2番目の多さとなっている。日本、ベトナムどちらの国内においても、ベトナム人材の日本企業での活躍は今後さらに重視されると推測される。
しかし、ベトナム人の雇用については、日本語によるコミュニケーション力が主な障壁となり、十分な採用活動が展開されていなかったり、適切なマッチングに至っていないケースが少なくないのが現状。
そこで今回、外国人人材紹介と日本語教育のノウハウを持つMEIKO GLOBALと、ベトナム国内における外国語教育最高峰の一つであるハノイ大学は、日本企業におけるベトナム人の日本語教育や人材育成を目的とし、協力連携協定を締結した。
今回の協力連携協定締結により双方は今後、◇人材育成と人材交流の支援、◇日本語教育プログラムの共同開発、◇日本語教育の普及と学習者の成果発表の場としてのコンテストの共同開催、◇留学希望者の留学先支援などで協力していく方針。