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- ソフトウェア開発のブンブを完全子会社化
- ブンブの代表者は引き続き経営に関与
- 収益の拡大やコストの最適化などに期待
各種ウェブサービスの企画・運営やコンサルティング・アクセス解析などを手掛ける株式会社アピリッツ(東京都渋谷区)は、ソフトウェア開発などを行う地場ブンブ(BUNBU、ハノイ市)の株式を取得し、完全子会社化する。
アピリッツによる完全子会社化後も、ブンブの代表者は引き続きブンブの経営に関与していく。
ブンブは、慶應義塾大学への留学経験と在ベトナム日系IT企業での5年間の実務経験があるレ・バン・ギア社長が2017年に創業した。資本金は10億5000万VND(約580万円)で、大株主および持株比率はギア氏が53.1%、グエン・ナム・ハー氏が45.9%、ブー・ティ・ミン・ホア氏が1.0%となっている。
同社は大株主の3人から計10億5000万株(議決権所有割合100.0%)を取得する。取得価額は、アドバイザリー費用などを含めて1億7189万3000円となる。8月29日に契約を締結し、株式譲渡実行日は11月の予定となっている。
ブンブは、今回のアピリッツによる株式取得により、収益の拡大、コストの最適化、優秀なタレントの確保、品質の向上、海外における事業展開などが期待され、より効率的な運営が可能となる。