![]() (C) オリエンタルコンサルタンツグローバル ![]() |
- 国土交通省の取り組み「Smart JAMP」
- スマートシティ実現に向けた調査検討業務
- 技術を組み合わせた事業モデルを提案
株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル(東京都新宿区)は、国土交通省の「2025年度Smart JAMPスマートシティ実現に向けた調査検討業務(複数の要素技術の組合せ)」について、ダイナミックマッププラットフォーム株式会社(東京都渋谷区)と共同で提案し、採択された。事業の期間は2025年6月から2026年3月までとなる。
国土交通省は、東南アジア諸国連合(ASEAN)諸都市におけるスマートシティの実現に向け、日本の企業が有する技術やノウハウなどを活用して、案件形成調査や実証事業の実施、金融支援の促進、現地における協力体制などをパッケージで支援する取り組み「Smart JAMP」を進めている。
今回採択された事業では、ベトナムの空港を対象に、ダイナミックマッププラットフォームが提供する「高精度3次元地図データ」および「空港内情報集約基盤(VIPS)」などの複数の技術を連携させることによる空港運営の課題解決と、スマート化の実現可能性について調査する。
また、オリエンタルコンサルタンツグローバルが保有するベトナムの空港運営状況に関する知見や現地ネットワークを活用し、これらの技術を組み合わせた事業モデルを提案する。
8月上旬には、ベトナム現地で課題・ニーズなどのヒアリング調査を実施し、ベトナム政府機関や空港関連企業と事業の実施や協業に向けて議論した。引き続き調査を進め、事業性の検討を進めていく。