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- 相互関税問題で初の対面による閣僚協議
- 4月12日にオンライン協議を実施済み
- 原則・計画に合意、今後の協議の基盤作り
相互関税への対応の一環として、米国側との交渉を担当するベトナム政府交渉団の団長を務めるグエン・ホン・ジエン商工相は韓国・済州島で16日、米通商代表部(USTR)のジェミソン・グリア代表との間で閣僚協議を行った。これは4月12日のオンライン協議に続くもので、初の対面での閣僚協議となった。
協議は率直かつ建設的な雰囲気の中で行われ、包括的・戦略的パートナーシップにふさわしい安定した経済・貿易・投資関係の構築を目指す両国の強い意志が示された。双方は相手国の主権・政治体制・発展度合いを尊重しつつ、利益の均衡と国際法の順守を前提とする交渉方針に基づくことで一致した。
グリア代表は、ベトナム側の積極的な準備と誠意を評価し、今後の技術レベル協議において国民や企業にとって実益をもたらす成果を期待した。両大臣はこの席で、原則、アプローチ、交渉内容・計画について基本的に合意し、今後の協議の基盤を築いた。